2006年05月13日

身近な放射性物質の利用 煙センサー

一般教養の講義で、“放射線の取り扱い”に関する授業を受けているのですが、その中で、放射線の利用法として『煙感知器』(←火災時の)が紹介されていました。

天井についていて、バルサンを炊く時にはカバーをしたりしなきゃいけないあれです。

その煙感知器の方式の一つに、放射線の一種であるα線を用いたものがあるんです。

まぁ日本では光を用いた方式のものが主流(約9割)のようですが、世界的に見ると、このα線を用いたものが主流(約9割)のようです。(放射線を用いたものの方が安いそうです。)

α線は、ヘリウムのイオンで、粒子が大きく、厚紙一枚でも遮断できます。ただ、電離作用は大きく、ぶつかった原子を強く電離します。

電離することで電流が生じるのですが、α線は遮断されやすいので、センサー内に煙がたちこめるとα線が遮断されて(=煙に吸収されて)電流が生じなくなります。

そうやって、煙の有無を、機械で識別しやすい電流の有無に置換するんです。


posted by new_world at 03:36| Comment(4) | TrackBack(0) | 科学の雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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