2006年11月30日

コンコルドの誤り

過去の投資に囚われて引き時を誤ることを「コンコルドの誤り」と例えることがあります。

あの超音速旅客機のコンコルドです。

資金の回収が絶望的であることは明らかだったのに、夢と意地と過去の投資に囚われて開発を中止することの出来なかった英仏合作の商用航空機コンコルド。

特殊性から離陸できる飛行場が限られ、大量輸送・低価格の航空業界の流れに乗りそこね、最後には100名以上の死者を出す事故まで起こして、後継機不在のまま廃止されました。

そのため、過去の投資にとらわれて途中でやめることができない人間の心理の例えになってしまっているようです。

公共事業の批判などでこういう話はよく聞きますが、人間なら誰しも陥りうる状況ですよね。全くの無駄にはしたくない、と思っちゃうんです。


ただ、商業的には失敗した『コンコルド』ですが、初の超音速旅客機として歴史に名前を残せたわけですし、そういう点では、開発の意味はあったんだと私は思います。

まぁ夢に対する投資にしては大きすぎたようですけど・・・


posted by new_world at 17:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 言葉や文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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