2006年12月12日

微妙な言葉の使い分け

「のぼる」と「あがる」みたいな、意味が殆ど同じでも微妙に使い方が違う言葉って結構ありますよね。「くだる」と「さがる」、「さける」と「よける」も同様で、私達は無意識に使い分けています。(両方とも使える場合もあります)


「2階に上った」
「山に上った」

「物価が下った」
「川を下った」

「ボールを避けた」
「人ごみを避けた」

一般には「山に登った」「物価が下がった」などと書きますが、こういった書き方も可能です。外国人への日本語教育でどのように教えているのかは知りませんが、この使い分けは結構難しいと思います。まぁ単に「こういうときはこういう」と教えているのかもしれませんが。

まぁ私達ネイティブの日本人なら、単に覚えただけなのか何らかの意味合いを把握しているのかは別にして、普通に読めますし使い分けていますよね。

頭に血は“あがり”ませんし、給料は“のぼり”ません。

車からは“おりる”ことはできますが“くだる”ことは出来ません。

階段を“のぼって”2階へ“あがったり”もします。


言語学などを学んだことはないので明確な説明を付けることは私には出来ないのですが、誰しも、何となく“ニュアンス”のようなものは感じていると思います。

のぼる場合は何となく経過が強く出ていて、あがる場合は結果が中心、みたいな印象があります。

ただ、全てにきっちりした説明は付けられないとも思いますね。使い分けのきっかけが意味的なものだとは限らないと思うので。

でも、こういった微妙な使い分けがあると思うと、「外国語を習得するのは難しい」って思いますね・・・。



※そのほかにも
“にぎる”と“つかむ”
“近づく”と“近寄る”
“ふれる”と“さわる”
“こぼれる”と“あふれる”など


posted by new_world at 20:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 言葉や文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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