2008年06月22日

路線価を調べる

地価の一つで、国税庁が発表する路線価ってご存知ですか?

路線価と言う名前は、その土地が面する道路から土地の価格を求める方式からついたものです。

実は誰でも簡単に調べられます。

ここです。

この価格は公示価格と言う国税庁はこの価格をもとに相続税を計算します。道路ごとに決めますので、全ての場所を評価する事ができます。

通常、地価の評価にはいくつかあります。

実勢価格、公示価格などです。

「実勢価格」と言うのはいわゆる“時価”で、売買されるときの金額と言う事になります。売買しないと正確には確定しませんが、通常は近隣の土地の売買などから決められるようです。不動産鑑定士などが調べてくれます。

「公示価格」は国土交通省が発表している地価です。こちらは全国3万カ所の基準地について大勢の不動産鑑定士を用いて評価したものを国土交通省が取りまとめて示したもので、地価の指標となるものです。ただ、全ての場所を網羅できている訳ではありません。

路線価は、この両者に比べ、比較的用意に、全ての場所の価格を知る事ができると言う点が利点です。


ただし、それぞれの価格は結構差があって、2割程度の差は当たり前のように生じるようです。

その点には注意した方がいいです。


posted by new_world at 16:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 政経な話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月21日

三井住友銀のバークレイズ出資

1月のみずほコーポ銀による米投資銀行メリルリンチ支援に続き、今回、三井住友銀が英四大銀行の一角であるバークレイズを支援する方向で最終調整に入ったようです。

今回の三井住友銀の支援のポイントは「提携関係」を大きく取り上げているところでしょうね。

もちろん、1月のみずほコーポによるメリル支援の際も「将来の協業」に関する発言は見られましたが、投資がメインの支援でした。しかし、今回は、「提携関係」を表に出し、配当収入目的の投資ではなく、ビジネス拡大を狙った「戦略的な投資」であるとしています。

三井住友銀がここまで海外銀との「提携関係」にこだわるのには訳があります。

三井住友銀は海外部門が弱いんです。海外部門の粗利は、まぁ東京銀行を由来に持つ三菱UFJは別格ですが、みずほに比べても3割近く低い水準に三井住友銀はとどまっています。

海外展開は日本の金融機関の宿命であると言えます。日本の経済は今後、低成長もしくは縮小の傾向にあり、現在のままでは金融で大きな成長をすることは難しいんです。日本の拡大以上の拡大を行うには、海外でビジネスを展開するしかありません。

そのため、海外進出に出遅れている三井住友銀は、これを機に出遅れた海外部門の強化も狙っていると考えられます。バークレイズは大英帝国時代の植民地にあたる国々を中心に海外拠点を多く持ちます。特に、邦銀の進出が遅れている中東やアフリカにも強い基盤を持っています。

三井住友銀の狙いは、そこにあるのだと言われています。三井住友銀の目には、バークレイズの先に、中東やアフリカが見えているはずです。海外基盤の弱い三井住友銀が、資源高で巨額の資金を持つ中東やアフリカで事業を展開できれば、今後の事業拡大に大きな貢献をするでしょう。


サブプライムによる損失を受けて資本増強を行う場合、これまでは政府系ファンド(SWF)が中心的な役割を果たしてきています。今回のバークレイズの増資への支援も、三井住友銀以外は各国のSWFのようです、ただ、最近は、SWFがどこまで支援するのか不明確な状況になっています。

というのも、支援のため第三者割当などで取得した株式が、金融機関株の下落の流れで下落し、含み損が相当な額に膨らんでいるようなのです。もちろん、第三者割当の増資に当てられるものは通常は普通株ではなく優先株ですので配当などは優先されますが、それでも価値の低下は投資に二の足を踏ませる事になります。

そこで、白羽の矢がたったのが邦銀。

日本の金融機関は、バブル崩壊後海外から引き上げていた事もあってサブプライム問題の影響が少なく、また、長期の不況を経験する中で体力もついてきています。そのため、最近は欧米の金融機関から出資の要請が結構来ているようです。

ただ、邦銀も比較的健全であるだけで、商社のように絶好調と言う訳ではないので、出資できる額には限りがあります。そのため、自行の利益になる相手を選択して投資することになります。欧米の金融機関の増資に関しては今後もでてくるはずですし、まだまだ焦って投資する必要は無いと考えているのかもしれません。

まだ動いていない三菱UFJの動きも注目されています。三菱は今は東三とUFJのシステム統合で急がしそうですので、もう少し先になるのかもしれません。また、みずほコーポ銀や三井住友銀も更なる支援を行う可能性は充分あります。

邦銀の地位が相対的に高くなっているこの機会を有効に利用できるか否かで、邦銀の将来が左右されると思います。
posted by new_world at 14:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 政経な話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月18日

マイレージと節税

政府は、国家公務員が出張時の飛行機でマイレージを貯める事を自粛するように求める方針を出したそうです。最近、タクシー接待の問題で国家公務員に対する批判が強まっている事を受けたものと考えられます。ただ、そうなると、マイレージをみすみす逃してしまい、儲かるのは航空会社と言う事になります。

そこで政府は、「団体がマイレージをためる事はできないか」という交渉を航空会社と進めているようです。まぁ、数年前、同様の提案をした際は「マイレージは個人に提供するものだ」と航空会社側に断られているそうですが・・・。

ただ、もし、マイレージを企業や官庁が使えるようになれば、節約になるでしょうね。マイレージって消費税よりも高い事も多いので。

もし5%の航空費が節約されれば、相当額の税金が節約されると思います。

本来、マイレージはお金を払った人に還元されるべきものなので、団体に渡るのが正しいと思いますけど、制度面で色々と問題があるんでしょうね。
posted by new_world at 20:46| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月15日

動く植物

植物の動き・・・生長以外でも植物は色々と動きます。たとえば、生長中のヒマワリは葉を太陽に向けますし、倒れた植物は上に向かってのびようとします。このような植物の動きの中で、最も有名かつ素早い動きとしては、オジギソウの葉の動きがあげられると思います。

ご存知の通り、オジギソウは接触刺激により葉を閉じます。

この刺激の伝達には動物の神経と似た伝達方法が用いられています。「オジギソウの刺激伝達物質」がいくつか発見されていて、それらの物質によって接触部から葉の根元の葉枕と呼ばれる部分まで刺激が電気刺激として伝えられます。

ただ、植物には動物のような筋繊維は無いので、動くには別の仕組みが必要です。

詳しくは分かっていないようですが、そこには、「水分子の移動」が重要な働きをしているようです。まず、伝達物質を受けた葉枕の細胞は水分子を細胞外へ排出し、それによってアクチンと言う細胞骨格(※)の束が(脱リン酸化され)崩壊し、それが葉の動きに影響しているのではないかと考えられているようです。


ちなみに、オジギソウにもジエチルエーテルによる麻酔が可能だそうで、動物同様に、エーテルを“かがせる”と、オジギソウも動かなくなるそうです。そのメカニズムはまだよく分かっていないようですが、エーテルによる動物神経の非特異的な抑制と似たようなメカニズムが働いて、刺激伝達物質の伝達が抑えられてしまうのかもしれません。


また、オジギソウには概日リズム(サーカディアンリズム、体内時計)が存在します。それについても、いつか紹介したいと思います。



※細胞骨格
細胞骨格とは、細胞の形状を維持したり、細胞の動きや内部構造の変化などに重要な働きをしている物質です。

動植物の細胞のような真核細胞には、太さの異なる微小管(太めの管)、中間径フィラメント、アクチン繊維(細い繊維)という3種類の細胞骨格が存在し、それぞれが多くの役割を果たしています。

骨格と言っても安定的なものではなく、特に微小管やアクチンフィラメントなどは繊維を作ったり崩壊したりする事で重要な働きをしています。たとえば、アクチンが束を作る事で細胞に突起ができ、アクチンが崩壊する事で突起がなくなる、みたいな感じです。

細胞の形状維持・変化以外にも、たとえば、微小管は細胞分裂時に染色体を分配させますし、アクチン繊維はミオシンという繊維状の物質との相互反応で、筋収縮(筋肉の動き)を起こしています。

細胞骨格と細胞接着分子との連携により、多細胞生物における全体の形状維持にも重要な働きをしています。
posted by new_world at 13:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 生態の科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月14日

仙台における緊急地震速報の活躍

今回の東北地域での地震で、昨年実用化された気象庁の早期地震警戒システム(緊急地震速報)が発動したそうです。(3回目だそうです)

気象庁の緊急地震速報は2007年10月に世界に先駆けて実用化された瞬時地震速報システムで、日本全国にある約1000箇所の地震計からの情報を気象庁が集約し、地震が起きた際にはそれを瞬時に分析し、数秒〜十数秒後に情報を発信する事ができます。

簡単に言えば、地震情報を地震波以上の速さで伝え、地震波がくる前に警報を鳴らそうというシステムです。

油断している一般市民にはそれほど役に立たないシステムですが、例えば、災害に対する危機意識の高い病院や鉄道などでは極めて重要なシステムです。

もちろん、地震情報を分析して伝える速さにも限界があるので、地震波を追い越せない地域、つまり、震源から近い地域では速報が間に合わないのですが、ある程度離れた場所に大都市がある場合などには大きな効果が得られます。

今回の地震では、地震速報は地震感知から4秒程度で第一報がでたと言われており、地下鉄などでも10秒後くらいには行動を開始できたようです。この10秒で地震波のP波(初期微動)は50〜70km進んでしまいますが、今回の地震では震源から100kmほど離れた仙台でも震度5強を観測していますので、大地震の際の被害域を狭くする事はできそうです。

今回の地震では、仙台の地下鉄が地震波(P波)到達の約5秒前に減速を始めることができたと言う事です。

地震後半の主要動(S波)はP波よりスピードが遅く、100km先では到達は25〜30秒後なので、それまでには相当な準備ができると思います。

これまで、エレベーターや電車などは初期微動を感知し、それを受けて直後に来る主要動へ対応する、という方針でしたが、このシステムによって、震源から一定の距離があれば初期微動よりも前に対応を始める事ができるようになりました。

今回は仙台において一定の成果が得られたと言えます。

現在の科学技術では地震が起きてからしか対応ができないので、現状ではこの地震速報システムの技術進歩に頼るしかありません。今後もこれまで通り、システムの処理スピードの向上や(海底などへの)地震計の増設などで、より高速な警報発令を目指していく事になると思います。

まぁ地震“予測”システムが実現する事が一番なんでしょうけどね。

地震の予測はまだまだ難しいようです。
posted by new_world at 19:28| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地震とトイレ

高校、大学と一緒だった友人が、今月から転勤で仙台に引っ越してたんですよね・・・引っ越して半月もしないうちに震度5強です。しかも、家は7階。

特別損害は無かったようですが、相当揺れたようで、無意識にトイレに逃げ込んだとか。

そういえば、何となくトイレは安全だと言う話を聞いた事がある気がします。ただ、私は大地震に見舞われてもトイレに逃げ込むなんて思いつかないでしょうね・・・。

言われてみれば、通常の家庭のトイレはそれほど広くないので、壁に囲まれ揺れには強い気がします。電気や天井以外は上からおちてくる事もなさそうです。

ただ、注意したいのは扉でしょうね・・・

よく、学校とかで、『地震が起きたら扉を開けろ』と言いますよね。

地震でドアがゆがむと、開けられなくなります。トイレに逃げ込むときもドアはしっかり開けて逃げ込みましょう。

壁が一部減るので耐震性能は落ちますが、逃げられなくなったら元も子もないので。



ただ、私の社員寮、トイレは共用なので、結構遠いです・・・

まぁ一応今年新設の寮なんで、姉歯事件以降ということで、耐震性能に問題ないとは思いますが。
posted by new_world at 11:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活(日記) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月11日

2010年問題

製薬国内3位第一三共がインド最大手の製薬会社ランバクシーを買収して、売上でアステラス製薬を抜き国内2位に浮上するようです。

買収金額的には3〜4000億円、最大で5000億円と言う事で、4月の武田製薬による米ミレニアム買収(約9000億円)ほどではないですが、昨年末の国内4位エーザイによる米MGI買収(約4100億円)とほぼ同規模となりそうです。

最近、2010年問題として騒がれていますが、これから5年ほどで、日本の製薬会社の収益の柱となっていた看板商品の特許がアメリカで次々に切れます。

特許が切れたから売れなくなる訳ではないのですが、近年世界中でジェネリック医薬品が広まっている事から、特許切れの薬の売上は急激に落ち込むと言われています。

薬は、ヒット商品は一つで1000億円レベルの売り上げを生みます。国内製薬大手の売り上げが1兆円前後ですので、どれだけヒット商品の特許切れが大きいか分かると思います。

新しい薬を開発してそれを新たな収益のはしらにするのが一番なのですが、新薬の開発は難しく、また、近年、アメリカを中心に新薬臨床試験の厳格化などが進んでおり、新薬を発売まで持ち込むのが難しい状況になっています。

そこで今、大きく分けて2つの買収が行われているように思います。

一つはベンチャー企業の買収。つまり、新薬候補や優れた技術を持つ中小規模のバイオ企業を買収してしまうと言うものです。武田のミレニアム買収はまさにこのタイプの買収なのですが、このタイプの買収には青田買い的な要素があり、「本当にその買収金額に釣り合う収益を生むのか?」という懸念がつきまといます。エーザイの買収したMGIもがん治療に強みを持つバイオ企業です。基本的に、大手の製薬会社は新薬メーカーであるため、こちらの買収が多いようです。

そして、もう一つ、今回の第一三共が買収したインドの製薬会社ようなジェネリック医薬品に強みを持つ企業の買収です。ジェネリック医薬品は特許切れの物質を用いた安価な薬の事ですが、近年、その安さから世界各国で急速に広まっています。そのジェネリック医薬品の開発・販売に強みを持つ企業を買収する事で、ジェネリック医薬品部門でも稼いでいこうと言うものです。


この数々の買収の裏には、特許切れと言う問題以外にも日本の製薬業界の抱えた問題があります。

実は日本は医療先進国でありながら製薬会社は小規模のものが乱立すると言う状況が今での続いています。国内最大手の武田製薬ですら世界的に見たら14位程度で、売り上げは世界トップ層4分の1程度です。

先述の通り、製薬は他業種に比べて一つの商品が稼ぐ金額が大きい特徴があります。

つまり、一つのヒット商品を生み出すかどうかで会社の命運が決まってしまうと言っても過言ではないんです。

そのため、製薬では特に、規模の力が優位に働きます。つまり、大規模に新薬開発が行えるほど、優位に立てるのです。海外の製薬大手ほど巨額の資金を研究開発に充てています。

それで欧米では製薬会社の業界再編が進み、現在、売上が3〜5兆円という巨大企業がいくつもできていて、それぞれが研究開発に多額の資金をつぎ込んでいます。

それに対し、日本国内では、2005年に藤沢薬品と山之内製薬が合併してアステラス製薬ができ、また、第一製薬と三共が合併して第一三共ができましたが、それでも武田、第一三共、アステラスの上位3社の売り上げはどれも1兆円前後で、世界的に見ればかなり下位の方です。

規模が小さいので、研究開発力に劣ります。新薬メーカーとして生き残っていくためには優れた新薬開発力が必要であり、それで、有望な新薬候補を持つ海外のバイオ企業を次々に買収している訳です。

国内でも、キリンホールディングスによる協和発酵の買収などもありましたが、昨年はアステラス製薬が米アジェンシスを、エーザイがモルフォテックとMGIファーマを買収し、今年に入っても武田のミレニアム買収、第一三共の独ユースリー買収などがありました。

もう、あまりに多くてどこがどこだったか分からないくらいです。それくらいに、各社とも買収攻勢に入っています。

今後、製薬業界がどういう変革を遂げるかは分かりませんが、まだまだこの流れは止まりそうにありません。

ただ、企業の生き残りと言う点ばかりが報道されていますが、製薬会社は「薬」を作る会社です。

「薬」は、命を救う商品、優れた薬は、多くの人の命を救ってくれます。

私は、これらの企業買収が、多くの人の命を救う事につながる事を祈っています。
posted by new_world at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月08日

標準語が聞き取りにくい

生まれも育ち(〜大学)も大阪の友人が話していたのですが、「東京に来た時、周りの話が聞き取りにくかった」そうです。

イントネーションが違うので知っている単語でも認識しづらいとか。

東北や九州に行って話が聞き取りにくいと言うのは分かるのですが、日ごろテレビなどで多少は聞いている標準語でもそう感じるのは意外でした。

確かに、東北出身の友人が家族と話していると、単語はだいたい標準語と同じはずなのに、音の高低や文の区切り方などが違って聞き取れないときがあります。

単語の違いは無くても、言葉には様々な要素があるので、その部分で違うと認識しづらいんですよね。


私は6割九州、3割関西、1割関東のような人生を歩んできたので、今は関西方言も九州方言も標準語も全く違和感は感じませんが、小さい頃は言葉の壁は大きかったですね・・・特に、大阪に行ったときと、大阪から福岡に行ったときは言葉を変えるのに必死だったことを覚えています。

日本語が堪能な中国の人が九州に来て言葉がわからないと話していました。また、親が鹿児島出身の友人が祖父母と言葉が通じないと話していました。東京出身の大学の友人も、私の祖父母(熊本の人)の話が分からないと言っていました。

同じ日本語でも、なかなか難しいものですよね。

私は関西弁も標準語も九州(北部)方言もいまいちうまく話せませんが、聞き取る分は違和感なく何とかなります。

言葉って面白いですよね。
posted by new_world at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活(日記) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月07日

サマータイムの経済損失

今朝の新聞で、興味深い記事が一つありました。それは、サマータイム導入における思わぬところでの経済損失・・・それは、睡眠障害者の増加というものです。経済損失は1000億円以上(日本睡眠学会特別委員会試算)。

確かに、睡眠時間が狂う人は増えそうです。

もし今、出勤時間や登校時間が1時間前倒しされたら、体は混乱しますよね。私は、朝4時起きになります。それに対して、はたして1時間早く眠れるかどうか・・・。

1時間程度の体内時計の補正だけであれば光で調整可能なので、まぁ数日か一週間もあれば慣れるとは思うのですが、起床時間の1時間前倒しで睡眠時間が毎日減る場合は少なからず影響はあるでしょうね。

勉強や仕事の効率も下がるでしょうし。

もちろん、時計の針を全てずらせば、少しすればちゃんと眠れるかもしれませんが、切り替え時期には必ず体は混乱するでしょうね。

しかも、それが社会全体で起こる訳ですから、問題も大きくなりそうです。サマータイムは社会全体の変革です。社会はつながっているので、一部だけの時間をずらすのは難しいです。たとえば、お客がいない時間にお店を開けても意味がないですし、逆に、お客がいればお店はあけます。まぁ学校とかは比較的独立しているかもしれませんが、企業や官庁はある程度足並みを合わせないと不具合が生じます。

その規模で一気に時計の針をずらすのですから、一過的かもしれませんが、損失は生じるでしょう。日本全体での経済損失は1000億とも1兆ともいわれているようですが、一番大きな損失は、それぞれ各自が感じる「早起きのしんどさ」だと思います。

たとえ、ある程度の経済効果があるとしても、一時的とはいえしんどい思いをするなら、どれほどの人が賛成するでしょうか。
posted by new_world at 10:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 政経な話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。