2008年06月14日

仙台における緊急地震速報の活躍

今回の東北地域での地震で、昨年実用化された気象庁の早期地震警戒システム(緊急地震速報)が発動したそうです。(3回目だそうです)

気象庁の緊急地震速報は2007年10月に世界に先駆けて実用化された瞬時地震速報システムで、日本全国にある約1000箇所の地震計からの情報を気象庁が集約し、地震が起きた際にはそれを瞬時に分析し、数秒〜十数秒後に情報を発信する事ができます。

簡単に言えば、地震情報を地震波以上の速さで伝え、地震波がくる前に警報を鳴らそうというシステムです。

油断している一般市民にはそれほど役に立たないシステムですが、例えば、災害に対する危機意識の高い病院や鉄道などでは極めて重要なシステムです。

もちろん、地震情報を分析して伝える速さにも限界があるので、地震波を追い越せない地域、つまり、震源から近い地域では速報が間に合わないのですが、ある程度離れた場所に大都市がある場合などには大きな効果が得られます。

今回の地震では、地震速報は地震感知から4秒程度で第一報がでたと言われており、地下鉄などでも10秒後くらいには行動を開始できたようです。この10秒で地震波のP波(初期微動)は50〜70km進んでしまいますが、今回の地震では震源から100kmほど離れた仙台でも震度5強を観測していますので、大地震の際の被害域を狭くする事はできそうです。

今回の地震では、仙台の地下鉄が地震波(P波)到達の約5秒前に減速を始めることができたと言う事です。

地震後半の主要動(S波)はP波よりスピードが遅く、100km先では到達は25〜30秒後なので、それまでには相当な準備ができると思います。

これまで、エレベーターや電車などは初期微動を感知し、それを受けて直後に来る主要動へ対応する、という方針でしたが、このシステムによって、震源から一定の距離があれば初期微動よりも前に対応を始める事ができるようになりました。

今回は仙台において一定の成果が得られたと言えます。

現在の科学技術では地震が起きてからしか対応ができないので、現状ではこの地震速報システムの技術進歩に頼るしかありません。今後もこれまで通り、システムの処理スピードの向上や(海底などへの)地震計の増設などで、より高速な警報発令を目指していく事になると思います。

まぁ地震“予測”システムが実現する事が一番なんでしょうけどね。

地震の予測はまだまだ難しいようです。


posted by new_world at 19:28| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地震とトイレ

高校、大学と一緒だった友人が、今月から転勤で仙台に引っ越してたんですよね・・・引っ越して半月もしないうちに震度5強です。しかも、家は7階。

特別損害は無かったようですが、相当揺れたようで、無意識にトイレに逃げ込んだとか。

そういえば、何となくトイレは安全だと言う話を聞いた事がある気がします。ただ、私は大地震に見舞われてもトイレに逃げ込むなんて思いつかないでしょうね・・・。

言われてみれば、通常の家庭のトイレはそれほど広くないので、壁に囲まれ揺れには強い気がします。電気や天井以外は上からおちてくる事もなさそうです。

ただ、注意したいのは扉でしょうね・・・

よく、学校とかで、『地震が起きたら扉を開けろ』と言いますよね。

地震でドアがゆがむと、開けられなくなります。トイレに逃げ込むときもドアはしっかり開けて逃げ込みましょう。

壁が一部減るので耐震性能は落ちますが、逃げられなくなったら元も子もないので。



ただ、私の社員寮、トイレは共用なので、結構遠いです・・・

まぁ一応今年新設の寮なんで、姉歯事件以降ということで、耐震性能に問題ないとは思いますが。
posted by new_world at 11:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活(日記) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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