2009年01月11日

アヒルの真実

知らない人も結構いますが、アヒルは「鴨」です。

アヒルは鴨を品種改良して作られた品種なんですよね。それも結構昔で、3000年くらい前の中国が最初のようです。ニワトリの家禽化が5000年前くらいと言われているので、ニワトリほど古くはないですが、それでもかなり長いお付き合いのようです。

アヒルは、マガモを食用や卵用に適したものへ品種改良している内に、体が大きく(それに対して羽は小さく)、色が白くなったもので、大きめの体に対し羽が小さいため、飛べなくなっています(品種によっては鴨の血を強く受けていて飛ぶものもいるようですが)。


アヒルの見かけはあまり鴨っぽくないですが、生物学的には鴨の仲間で、鴨との交配が可能です。そして、その雑種は“合鴨”と呼ばれています。

合鴨農法やスーパーのお肉売り場で並んでいる、あの“合鴨”です。まぁ見かけは大分鴨っぽいですが、アヒルに近いものは飛べないようです。

あと、アヒルは「鴨」なんで、アヒルの肉は「鴨肉」として売られています。

実は、スーパーに並んでいる鴨肉は大抵「アヒルの肉」だそうです。たぶん、合鴨と書いていない鴨肉はアヒルでしょうね。知らないうちに、アヒルを結構食べていたんですね・・・北京ダックとかならアヒルだと思って食べますが、鴨鍋を見てアヒルは思い出さないですよね。少しだまされた気分です。

元々食べる為に品種改良したものなんで、スーパーに並んでいておかしくはないのですが、どうも、アヒルと言ったらドナルドダックか幼稚園のペット的なイメージが強いんで、意外な感じもします。


ちなみに、アヒルと似た感じの水鳥にガチョウがいますよね。あれも、アヒルと同じように、品種改良によって作られた品種で、元々は雁でした。ガチョウも品種改良の過程で白く、体が大きく、そして、飛べなくなった水鳥です。(まぁ人は飛べないんで、飛べない方が便利ですからね・・・)

似たような過程で、鴨がアヒルに、雁がガチョウになったわけです。

それにしても、意外と、家畜化された鳥類って多いんですよね。


posted by new_world at 19:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 生活の科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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