2009年10月03日

アイとアユムのご褒美システム

少し前の話ですが、シルバーウィークの初日に、お台場の科学未来館で、京大霊長類額研究所の公開講座を受けてきました。

松沢所長のお話と4人の研究者の方の研究紹介があったのですが、それぞれに興味深い話が多く、来年も受けてみたいと思いましたね。

まぁ具体的な内容についてはもしかしたら別の機会に書く事があるかもしれませんが、その講演の中で聞いてちょっと衝撃を受けた話を書きたいと思います。

それは、アイとアユムのご褒美のシステムです。

アイとアユムと言うのは、テレビとかでもたまに出ていますが、短期記憶力などの研究の対象となっているチンパンジーです。

画面上に1、2、3・・・とバラバラに配置されていて、それがぱっと消えた後に、その数字があった場所を1から順番に触れていく、みたいな実験です。

チンパンジーの短期記憶力は私たちヒトの記憶力よりも優れていて、最速で0.2秒(眼球の動きよりも速く)で5〜6くらいの数字の場所を記憶してしまうそうです。


そして、正解すると小さなリンゴ等が出てくるそうです。

いわゆる「ご褒美」ですね。

ただ、このご褒美、ちょっと衝撃的なカラクリ(?)があります。

実は、このご褒美、その日のエサの一部だそうです。
つまり、成功しても失敗しても一日に食べられる量は同じ・・・

ご褒美と言うより、お小遣いの前借り的なものです。食べ過ぎは良くないですからね。

とはいえ、銀行員をしている私は、融資というそれと同じような仕組みで食べているので、それは酷いとは言えませんけどね。

アイとアユムのご褒美は、「エサそのもの」ではなく、「早く受け取る事が出来た」と言う事で、同じだけもらえるとすると、お金で言う金利の分は得している訳です(笑)


posted by new_world at 21:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 生命の科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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