そういえば、今日は旧暦の二十四節気のひとつ「啓蟄」です。
「啓蟄(けいちつ)」とは「土の中にもぐっていた虫達が出てくる」という意味で、暖かくなる時期と言う意味です。
「雨水」とか「啓蟄」とか聞くと、どうも「旧暦」のイメージが強く、今の季節を反映していないのではないかと思われている方も多いかもしれませんが、それは間違いで、むしろ、二十四節気の機能が「太陰暦による季節のずれを補正するためのもの」ですので、今の季節感とも一致するものとなります。
定義的には、黄経が345度となる場所です。黄径というのは春分を0度とし、一年を360度に分けた値ですので、閏年が必要な太陽暦よりもむしろ太陽の位置を正確に示したものです。
二十四節気に関しては、Nippon Archivesというサイト内に京福電鉄が「京都の二十四節気を映像で紹介する」ということで「京都二十四節気」というサイトを作っています。映像の後半は京福電鉄のCMですが、なかなかいい感じのサイトでした(京都二十四節気「啓蟄」)。
興味がある方はご覧下さい。
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