2010年04月03日

ゲシュタルト崩壊

ゲシュタルト崩壊と言うのは、たとえば、漢字等をじっと見ていると形が崩れて漢字が間違っている様に感じたりする現象を言います。

こういった現象は脳内での処理過程で生じるものですが、どういった処理が原因でゲシュタルト崩壊が起きるのかは詳しくは分かっていないそうです。

ただ、この“ゲシュタルト”という考え方は私たちの認知を分析する上で重要な考え方です。

“ゲシュタルト”と言うのはドイツ語で『形(形態)』をさすのですが、このゲシュタルトと言う概念は、線の集合である漢字が意味を持ったり、音の連続がメロディーになったり、コマ送りの映画が動いている様に見えたり、)()()()()()()()(が)(の集まりではなく()の集まりで見えたりすることを説明するものです。

こういった集合体として発生する意味の部分を“ゲシュタルト”という概念で解釈し、それが崩壊し、たとえば、漢字が間違っている、つまり、集合体としての意味が崩れた状態になるので、ゲシュタルト崩壊と呼ぶのです。

ちなみに、()()()()()を()の集まりの様に感じたり、12 12 12を2 1の集まりではなく12の集まりの様に感じたりする、私たちヒトの知覚における傾向を分析した法則があって、それらをプレグナンツの法則と呼ぶそうです。


posted by new_world at 19:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 言葉や文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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