2005年03月03日

北海道、シャチの死亡の原因は?

先日、北海道で流氷に囲まれて死亡したシャチの群れの解剖が行われたそうです。その解剖によって、死ぬ直前までアザラシなどを襲い、子供に授乳していたことがわかったそうです。


シャチは漁の網にもかからないほどの優れた危機回避能力を持った生き物らしく、本来は流氷に巻き込まれるようなことはありえないそうです。

それなのになぜ流氷に巻き込まれ群れのほぼ全頭が死亡するという最悪の事態に陥ったのか・・・その原因としていくつかの仮説があがっているそうです。

まず、単純に、シャチの予想をはるかに上回る氷の変化があったことが考えられます。
特殊な気象条件下でシャチの危険回避能力を超えた流氷の発生がおきたというのです。

そして、その他に、そのシャチの群れの抱えていた特殊な状況も原因のひとつと考えられます。

その群れには生まれて間もない子供が3頭も居たのです。成獣は最高で50km/hで泳ぐことができますが、子供はそうはいきません。
優れた社会性を持つシャチは『弱い個体を置き去りにする』ことができないそうです。そのために群れが全滅したとしても。

実際に、死亡したシャチの中に子供を抱えるように死んでいたシャチがいたそうです。



イルカに比べ認知度の低いシャチですが(私だけ?)、シャチもイルカに負けず高度な能力を持った生き物なんですね。

見直しました(私だけ?)。


posted by new_world at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学の雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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