2005年05月20日

細胞の品質管理

工場において、不良品が製造されるようになったらどうするでしょう。

1.まず、生産ラインを一時止めて
2.不良品の分析・修理を行い
3.直らない不良品は廃棄し
4.最悪、原因が分からなかったら工場を閉鎖する。

実は、細胞の中での品質管理も同じ方法です。

細胞は「たんぱく質」を作る工場と見ることが出来ます。

もし、たんぱく質を作る過程でミスが生じ、不良品が出来てしまったら、まず、細胞は「たんぱく質の合成をストップ」します。

そして、構造を「組み立てる物質」(分子シャペロン)を増やし、「不良品の修理」を試みます。

ただ、不良品が多すぎたり、修理できない場合は、そのたんぱく質を「分解」します。

それでもタンパク質合成が上手く行かないようであれば「細胞は自殺」します。

まさに、細胞は人間の工場と同じようなことを行っているのです。これが自然にできている訳ですから、凄いですよね。


posted by new_world at 12:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 生命の科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
何年か前に生理学を学んでおりましたが(齧っただけです)、身体の防御システムって凄いですね。
いつも飲み過ぎた次の日に異常に濃い物(揚げ物、ラーメン等々)が食べたくなると「胃酸過多を中和しようと身体が頑張っているんだ」と妙な考えで納得してます。
たこ焼きも食べたくなるものの一つですよ。
Posted by waterpark at 2005年05月20日 19:33
凄いですよね。

私は最近免疫システムに感動して免疫学の方に進もうかとも思っています。

たこ焼きですか。
私は何もつけないのが好きなので(だから普通は自分で作ります)、味が濃いものの部類には入らないかもしれません・・・。
Posted by new_world at 2005年05月20日 19:38
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