2005年06月08日

体内時計の調節

体内時計の調節は朝日で行われると聞いたことがあります。朝日を浴びることで毎朝リセットしていると。

そのことで、以前、医学部の友人に聞いたことがあります。

『失明している人の体内時計はどうなるのか?』と。医学部の友人が教官に聞いてくれたところ、どうも、体内時計はリセットされないとか。

なんか色々説明してくれましたが、よく覚えてません。

ただ、最近は盲目の人でも他の組織で光を捉えているのではないかという説もでているようです。

盲目の人も時差ぼけをすることがあるそうで・・・。



生まれつき目が見えない方は感覚としては聴覚や触覚、嗅覚が生活の中心なるわけですが、その場合、経験も全て聴覚や触覚などで構成されているということですよね。勿論、言葉はありますので言葉として記憶しているものも多いでしょうけど。

私達は不意に風景を思い出しますが、目が見えない方は触った感じを思い出すのかもしれませんね。

あと、夢もきっと聴覚や触覚などで出来ているんだと思います。


同様に、耳が聞こえない人の夢は、視覚や嗅覚(夢に臭いがあるかは覚えてませんが・・・)、触覚から出来ているんでしょう。


でも、私達は結局、情報を電気信号に変換して認識しています。

その情報の受信方法は種族によって全然違います。


たとえば、色。

私達が見ている色と鳥が見ている色は違います。

鳥の方が視物質が多いので鮮やかであるというのもありますが、そもそも視物質の光の波長に対する感受性のピークが違うので、最も赤い赤が違う赤なんですね。


音もそうです。

人間は耳が左右対称についていますので、上下の音の変化に対して疎いです。勿論、耳の内部の構造から上下の音も聞き分けられるのですが、左右に比べて遥かに感度は低いです。
それに対し、ふくろうなどは左右の耳が少し上下にずれているので上下の差も左右の差と同様に感知することが出来ます。地面の獲物の場所を的確に捉える為の高性能な耳です。

つまり、音の聞こえ方も生物によって違うんですね。

よく聞こえるとかじゃなく、どう聞こえるかまで違うんです。


味覚なんてのもそうですね。

人間は酸味が強いものも食べられます。これは体内でビタミンCが作れないからでしょう。
犬にレモンを食べさせても多分吐き出すでしょう。
腐っていると判断するんです。

あと、人間は苦味にも鈍感でしたね。進化の過程で知能を手に入れて判断力が増したからでした。



考えたら色々ありますが、生き物のセンサーはその生き物の環境や特性に適応して変化してるんですよね。

一度くらいは鳥の目で世界を見たり、ふくろうの耳で世界を聞いたりしてみたいものです。あと、犬の舌で食べ物を食べたり・・・。


・・・また話が変わってしまいました。タイトル、体内時計なんですが、感覚の話になってしまいました。


posted by new_world at 07:27| Comment(9) | TrackBack(0) | 科学の雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
きっとフクロウの耳になったら気分悪くなりますよ(笑)
左右違う音が聞こえてくるんですよね?
犬の舌も飼い主に腹が立つかも(笑)
熱いご飯が食べれないから。。。(*´∇`*)
Posted by マチルダ。 at 2005年06月08日 11:49
人間も左右で違う音を聞いているんですよ。
だから、左右の区別がつくんです。
右からする音は右の耳が先に感知します。

勿論、ふくろうの様に上下で差のある音を聞き分ける為にはそのための神経系全体を獲得する必要があります。映像も味もそうです。

犬の舌があると、犬がどういうのが美味しいのかが分かりますね。
人間が美味しいというものが美味しいとも限らないんですよね。

果物とか食べられる犬はいますが、普通の犬は好んで食べることはないでしょう。

脂っこいのが好きでしたね、うちの犬は。

鶏の皮を炒めたものとかを餌に乗せてあげると凄く喜んで食べてました。
ご飯(米)のような淡白なものより鶏の皮の方が好きなようです。
Posted by new_world at 2005年06月08日 12:15
とっても興味深い話でした。
生まれつき目も耳も使えない人は人間をどのように想像するのでしょうか?
きっとぼんやりとしかわからないでしょうね・・・

ちなみに私は生まれつき「色弱」で薄いピンクがグレーに見えたりします
でもその日の気分などで違う色に見えたりするのかもしれませんね
自分の受け取り方ひとつで、色でも味でも変わってしまうような気がします

長々とわけの分からないことを書いてしまいました
駄文ですみません^^;
Posted by kawausosan at 2005年06月08日 14:06
目も耳も使えない人は、触覚や嗅覚で世界を作っているんだと思います。
たぶん、人間も触った感じじゃないですかね。
耳が聞こえない人が人の口を読めるようになるみたいに、目や耳が聞こえない人は触覚が発達するんじゃないでしょうか。


色弱の方なんですか?
男性の8%が色弱でしたね・・・。
色弱の方の世界もきっと雰囲気が少し違うでしょうね。


確かに気分とかによって感覚は結構違いますね。
これは、刺激を受ける脳の方の環境が違うからだと思います。


駄文?私こそ表現力不足を毎日感じています。

下手な文章ですみません・・・。
Posted by new_world at 2005年06月08日 22:31
初めてコメントします。
すっごく興味深く読ませていただきました。

私は眼の色が、他の人と少し違って薄いんです。
黒目の中には「中心の真っ黒な部分(瞳孔?)」と
それと同心円の茶色い部分がありますよね。

この茶色い部分の色素が異常に薄くて
青に近いんです。
茶色の色素は、みそ汁の濃いやつのように
下の方に沈んでます。
「カラーコンタクト?」と言われることもしばしばです。
これって将来的になんか不都合あるんでしょうか…
Posted by 司法書士ハイビスカス at 2005年06月09日 00:29
そうなんですか!?
よく考えると車がどっちからくるか
判断できますよね(*´∇`*)
なるほど☆
Posted by マチルダ。 at 2005年06月09日 11:30
司法書士ハイビスカスさん
目の色は肌の色と同じ遺伝です。
生まれつき色白の人がいるように、目が青い人も中にはいるでしょうね。

色が薄い人は明るさに弱いといわれています。
色素が薄いというのはメラニンが蓄積してないということで、それだけ光を遮断する能力が低いのです。
黒色は光を吸収してくれるので、奥の方に光が届くのを防ぐことが出来ます。
色が薄いとその機能が低いので明るさに弱いのです。
だから、白人は強い日差しの下ではサングラスをかけます。勿論、紫外線にも弱いです。皮膚がんは白人の方が黒人より5倍以上かかりやすいと言われています。
目の場合は、白内障の危険があります。
目の色がかなり薄いのであれば、まぁUVカットのメガネくらいはかけた方がいいかもしれませんね。

マチルダさん
でも、上下は疎いんですよ。勿論、上下の判断は出来るんですが、左右ほどの感度はありません。
ふくろうは上下も左右もきちんと感知できるんです。
Posted by new_world at 2005年06月09日 12:17
私のお友達の先天盲の人は「ピンクが好き」と色の指定をします。
彼女はやはり頭の中でイメージを作っているようです。

風邪をひくと料理は作れないそうです。
「このくらいの匂いで魚が焼けた」と判断するそうです。
健常者に比べれば聴覚、嗅覚の発達は著しいと思います。

「先ほどから1時間たったね」と、時間の感覚(適当な言葉が見つかりませんでした)も備わっている方もいます。
補おうとするシナプスはかなり優秀のようですよ。

ご参考までに、コメントの中に虹彩部分の色をかかれてました。
モチロン色素の関係もあるのですが「網膜色素変性症」の知り合いも青や茶色でした。
もし視力を検査する機会があれば、視野も一緒に調べてもらっても良いかもしれませんね。
Posted by waterpark at 2005年06月10日 02:14
臭いで焼き加減が分かるのですか?
・・・凄いですね。

網膜色素変性症とは初めて聞きました。
暗いところで目が見えにくくなったりするようですね。
Posted by new_world at 2005年06月10日 19:49
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