2005年06月13日

日本語の特徴2 漢字

今回は漢字の力です。

日本語は殆どの言葉を表すことが出来ます。
どんなに新しい専門用語でも漢字をつければずっと分かりやすくなります。(分からないものもありますが)

これは凄いことです。

日本人なら中学生でも「人類学」と言えばどういう学問か分かりますが、英語ではauthropologyといい、一般人には馴染みの薄い単語です。語源はギリシャ語です。
他にも『言語起源論』と聞けば何となく意味が分かりますが、glottogomyはあまり知られていない単語だと思います。glotto-が舌とか言語とかを指すようですが、この接頭語を用いた単語は私の電子辞書の英英辞典には載っていませんでした。
それくらい難しい単語なのですが、日本語に直せば「言語起源論」なんです。

他にも、面白い例が金田一晴彦著『日本語』に載っていました。

金田一氏がハワイに行ったとき、あまりに暑かったので温度を計ろうと思って温度計を探したそうです。ところが、何処にも売っていなくて、お店の人に聞いたらしいのですが、その店員さん。「温度計」と言う単語を知らなかったそうです。
常夏の島であるハワイでは温度が一年中変わらないので、温度を計るという習慣がないそうです。そのため、温度計と言う単語を知らない人がいるそうです。

日本人であれば寒暖計とか温度計とか聞けばどういうものかは分かりますよね。



これが漢字の力です。

中国の漢字を素直に受け入れた日本人はえらいと思います。
昔漢字を使っていた朝鮮やベトナムも今は漢字を捨てました。今残っているのは名前の付け方くらいのようですね。じきに自分の名前の意味も知らない人たちばかりになりそうです。

日本人は漢字とともに生きて行って欲しいものです。
いくら中国が嫌いになっても、漢字は捨てて欲しくないですね。

漢字は中国人の発明品です。

紙や火薬を使うのであれば、漢字を使ってもおかしくないですよね。



posted by new_world at 21:34| Comment(4) | TrackBack(1) | 言葉や文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます。
何度もなまけママのところへいらしてくださってありがとうございます。
10年位前、仕事をしていた頃、中国からいたした方が持っていた本が、ごんべんが略字された印刷物でした。ごんべんは点をつけてにょろと書かれていたりします。略字が使われると話していました。
その時、漢字が日本だけの物になってしまうのかしら?と思ってしまいました。

今、使われている日本の漢字も簡略されたものがかなりあると思います。
人が使うものです。文字も生き物のような感覚があります。その時代に合わせて、言葉が変化するように文字も変わっていっても仕方がないように思います。

でも、日本語って、すごいって事がたくさんあります。その部分をなくさないでほしい気持ちは一緒です。
Posted by なまけママ at 2005年06月14日 08:54
1960年代に簡体字が定められて以来、日本語の漢字よりも簡単な漢字が沢山出来てますね。

たとえば中華人民共和国の華を「化」の下に「十」を書いたものですし、「飛」とかは一番上の部分しかありません。

蟲→虫などは日本語と同じになったようですね。

日本の漢字は戦後にかなり変わったようです。所謂“旧字体”から現在の字体になったのです。
昭和期の作家は旧字体で書いている人がいますね。
特に「〜全集」みたいなものには旧字体を使っているものが結構あります。
Posted by new_world at 2005年06月14日 11:20
漢字って本当に素晴らしいと思いますね!

漢字を上手く使って映画を作っている外国人作家がいるのですが、彼のタイトルの付け方は一級品です。


「 恋恋風塵 」   

「冬冬的暇期 」 (邦題は冬冬の夏休み)   

「 好男好女 」    

「再見南国、再見」

「 珈琲時光 」

自分がこれらを好きだからでしょうが、何だかわくわくするような、想像力をかきたてられる漢字の配列です。
いや、すいません。書いてるだけで楽しいので。。。。
Posted by MAKI at 2005年06月15日 02:07
いえいえ。
漢字は文字自体が意味を持っているので、単語として訴えてくるのは勿論、文字そのものも語りかけてきます。
あと、漢字は形も綺麗ですね。アルファベットの羅列にはない美しさがあります。

あと、“漢字だけ”を読んでも、文章の意味は結構分かるものですよ。
Posted by new_world at 2005年06月15日 13:59
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

日本の漢字文化
Excerpt:  多くの漢字・熟語は、日中両国で共通の意味で通用します。だから、私にも経験がありますが、日本人と中国人とでは、筆談ができます。あるいは、中国人が日本の天文雑誌を読むと、結構判るものだと言います。しかし..
Weblog: 語LOG
Tracked: 2005-06-17 14:52
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。