2005年06月28日

核融合実験炉

フランスに持っていかれちゃいましたね。
日本はお金がないので財務省が渋ったそうです。ほんと残念です。原子力発電所は核兵器の兄弟ですが、核融合炉は小さな太陽です。
50年以上前から研究されていますが、まだ実現できていない極めて難しい技術です。
ただ、大量の水に囲まれた地球では材料(水素)に事欠きませんので、実用化されればエネルギー問題が一気に解決できるでしょうね。
それに、温暖化も抑えられます。
さらに、原発のような核暴走(連鎖反応)が起きない為、原発より安全だそうです。廃棄物も原発より汚染度が低いようです。

もちろん、問題もあります。
核融合には1億度の温度が生じるため、それに耐えうる施設を作る必要があります。よって、巨額の資金と大きな施設が必要です。また、原発同様に放射線の対策も必要です。

核融合炉の実用化には少なくとも30年はかかるといわれています。
そして、それがリミットだそうです。
30年で作らないと温暖化・石油枯渇に間に合わないのです。

核融合炉は現代科学に残された最高の手札の一つといえます。

無尽蔵のエネルギーの獲得は、科学技術の夢ですからね。
勿論、物質は有限なので無限ではありませんが、今では考えられないほどのエネルギーが獲得できます。日常生活や工業だけではなく、宇宙開発などにも極めて有望な技術です。

できるだけ早く実現してくれることを祈ります。


posted by new_world at 19:03| Comment(3) | TrackBack(0) | 科学な話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
膨大なエネルギーを得ているにも関わらず、無尽蔵に必要・・・
いつからこんなに人間は欲望の塊になっちゃったんでしょうね。
Posted by waterpark at 2005年06月29日 04:42
 化学に疎い一般の方々が、一部の科学者が夢想している技術に対して期待する気持ちは分からないこともありませんが、物質の核融合反応による発電システム(エネルギーシステム)を地球上で構築することは不可能なのです。
 例えば、熱核融合反応により水素がヘリウムに変換されてエネルギーを生み出している太陽は、ある意味において開かれた宇宙空間という特殊な環境において、自ら膨大な質量を持っているからこそ、「核融合」反応により膨大な熱量を発生できているのです。
 それと同じような物質の連続反応を「閉じられた空間」において、少ない質量の条件で連続的に起こすことは不可能であることは、少しエネルギーに関して学べば簡単に推測できることなのです。
 聡明な科学者達の間では、将来ITERの技術をいくら発展させても、発電システムは構築できないと言うことが「常識」なのです。
 日本の政治家の一部がITERに熱心なのは、国の将来の為ではなく、諫早湾干拓事業と同様の発想で事を進めようとしているだけなのです。 
Posted by スパイラルドラゴン at 2005年06月29日 10:49
waterparkさん
確かに人間は諦めが悪いですからね。今より便利にしたい、と思い続けていますね。
でも、私はそういった挑戦する気持ちは好きです。
エネルギー問題は別にして、私は『核融合』という現象を人間が克服できるのかの方が楽しみです。

スパイラルドラゴンさん
私は物理学には詳しくないので核融合の発電所が可能かどうかは判断できませんが、うちの大学の教官も含め、世界中で作ろうと言っていたので出来るものだと思っていました。
今の技術では出来なくても、工夫していつかそれを克服してくれることを祈っています。
Posted by new_world at 2005年06月29日 15:04
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