2005年07月01日

コケは美味しくない

コケは美味しくないそうです。

あれだけ世界中にあふれているコケ類ですが、殆どの生物が食べません。ところが、栄養価は決して低くはなく、栄養的には食用にしても問題ないそうです。
どうして誰も食べないんでしょうね。“たで食う虫も〜”、と例えにまで使われる虫ですら、コケには見向きもしないそうです。よほど美味しくないんででょうね・・・。

そのため、コケの標本の管理は楽みたいです。コケを食べる生物はかなり限られているので。

それに、コケには抗菌効果もあります。
菌すらよってこないんです・・・そのため、コケはなかなか腐りません。冷蔵庫に入れていれば数ヶ月は持つようです。まぁ食べられませんけど。

植物の根元にコケを敷き詰めたりするのも、コケの持つ保湿性の他に、カビを生えさせないというこの抗菌性も大きな理由だそうです。

ミズゴケと言う種類のコケは桁違いの保湿性を持っています。
ミズゴケには殆ど“からっぽ”の細胞があって、そこに自分の重さの数十倍の水分を蓄えることが出来ます。しかも、ミズゴケが死んでもその保湿性は失われない為、第1次大戦では脱脂綿の代用として使われたこともあったそうです。

天然のシートとして様々な用途に使われているコケですが、やはり、食用にはしないみたいですね。

でも、味を調えることが出来る人間なら、もしかしたら誰か食べてるかもしれません。



posted by new_world at 16:45| Comment(3) | TrackBack(0) | 生態の科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
確かに人間はナマコ等も食べてしまうくらいですから、栄養価もあり腐敗しにくければ、どこかで研究に没頭されている御仁もいらっしゃるような気がします。
Posted by waterpark at 2005年07月04日 01:53
ですよね。
でも、他の動物は食べてないので、何か理由があるのかもしれませんね・・・
Posted by new_world at 2005年07月04日 17:43
あれだけあふれているのに不思議ですよね・・。
菌すら寄り付かないだなんて・・(笑)
コケって身近なのに不思議な存在ですね。
Posted by pima at 2013年06月01日 07:44
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。