2005年07月31日

地球の遠心力で物が動かない理由

地球は回転しているので遠心力がかかっています。

もし、全てのものに遠心力がかかっているとすれば、なぜ物は遠心力によって動いていかないのでしょうか。

地球は丸いので、遠心力は回転軸と垂直の方向に働きます。なので、輪たちたちのいる場所では、机のものが赤道の方へ赤道の方へ移動していくはずです。でも、そんなこと起きてないですよね。

もし、地球が綺麗な球形であれば、そのような現象が起きるかもしれません。

しかし、地球はゆがんでいて断面は楕円形をしています。そのため、物は動きません。

球形であると重力と垂直抗力が逆向きであり、遠心力の重力に対して直角な成分を打ち消すことが出来ません。ところが、楕円体であると、垂直抗力が重力方向とはずれていて、そのずれが、遠心力を打ち消してくれるのです。

そのため、物が転がっていかないのです。

そもそも、その楕円体自体が、“ものが転がった”結果と見ることが出来ます。

勿論、“転がっていった”と言うよりも、“ゆがんだ”という方が正確なのかもしれませんが、まぁ結果は同じです。


ただ、地球の回転は次第に遅くなっていると言うことなので、遠心力も次第に落ちていっていると言うことです。ということは、地球の形が変わっていかないと、この計算はおかしくなります。

もし、形が変わらずに回転が遅くなると、物が極にひきつけられることになります。

ちょうど、下り坂を滑るように。

そうやっていつか安定するようになるんでしょうかね。

そもそも、私たちの“坂”の認識も多分そうだと思います。

この図による“垂直抗力”は方向が変化しますよね。坂道では傾きます。

つまり、垂直抗力と遠心力との合力が重力と一致しない点ではどちらかの方向へ滑ってしまうのです。それが坂です。

つまり、地球の回転速度が変わっても同じ形をしていたら、“坂の場所が変わる”のですね。


ということは、表面が今のようにいびつであれば、地球が球形でも遠心力が多少変化しても大丈夫と言うことです。今の坂の位置が水平だと感じるようになるんです。


と、こんな感じで色々考えて見ましたが、地球って面白いですね。


posted by new_world at 18:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 地球の科学・暦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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