2005年08月01日

海の下と陸の下の違い

海の下も陸の下も変わらないのではないかと思いますが、実は全然違うそうです。

地殻という地球表面を形成している部分は大陸の下では30kmもありますが、海の下では5kmくらいしかないそうです。
これはその密度と大きく関係があります。大陸地殻と海洋地殻ではの成分が異なり、密度が全然違うそうです。海洋地殻は重く、大陸地殻は軽いのです。
海洋地殻は比較的重いので、地殻の下の重いマントル層へ沈み込みが生じることがあるのですが、大陸地殻は軽いのでマントル層への沈み込みは殆ど生じないそうです。
(密度:大陸=2700kg/m3、海=3000kg/m3、マントル=3200kg/m3)

そのため、海洋地殻の岩石は最も古いものでも2億年程度なのに、大陸地殻の岩石では最も古いもので38億年前のものも見つかっています。

『38億年のものも』と言ったとおり、大陸の岩石の年齢はまちまちです。つまり、大陸の岩石の形成は常に行われているのです。そして、新しい岩石が出来てもマントルに吸収されないので、なくならず、どんどん増えていきます。

つまり、“大陸は拡大している”のです。

もともと、大陸地殻と海洋地殻の厚さに差はなかったようですが、新たな地殻の形成の中で、マントルへの沈み込みでない大陸地殻はどんどん広がって行ったようです。
現在は新しい大陸の形成は落ち着いていて殆ど一定だと言うことですが、時代によっては急激に大陸が広がったこともあったようです。

大陸地殻は新たに上乗せされていって、どんどん縦横に広がっていきます。そのため、(標高が高く)“陸”になったのですね。



posted by new_world at 06:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 地球の科学・暦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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