2005年10月18日

日本は隕石の大量保有国

日本の隕石保有数は世界最多といわれています。最近はアメリカに抜かれたとか抜かれないとか言われていますが、それでもそのほかの国に比べれば圧倒的に多いんです。

だいたい、1万7千個くらいだそうです。でも、日本国内で見つかった隕石は50個くらい・・・殆どが国外です。

別に、バブル期にお金で買ったわけではありません。

南極で見つけたんです。


日本は、1980年ごろ、世界で始めて南極で隕石を見つけました。そして、調子に乗ってソリであちこち回って集めているうちに世界一になったそうです。

ただ、日本の真似をしてその数年後からアメリカが収集しはじめ、最近では無人の探査機まで用いて集めまくっているそうです。また、近年は中国も頑張って集めているとか・・・。

とはいえ、南極は世界で最も隕石が見つかっている場所なんです。

でも、南極に隕石が落ちやすいわけではありません。

一番の理由は、一面が雪(or氷)であることです。雪の上だと色のある隕石は凄く目立つんです。他の大陸だと普通の石と見分けがつきません。砂漠などでは比較的見つけやすいそうですが、森林とかだと見つけるのはかなり困難です。

また、南極の隕石は山の付近でよく見つかります。それは、南極の氷の対流が原因のようです。南極の氷は長い時間をかけて対流していて、隕石も一緒に流れます。ただ、隕石は氷と違い引っかかりやすいので、南極の中央に走る山脈など、大きく突き出した部分に引っかかってしまうんです。それで、狭い範囲で沢山の隕石が見つかるんです。


まぁ日本はそれを最初に見つけたんです。でも、国土の狭い日本が隕石を大量に保有しているのは何となく面白いですね。

因みに、国内に落ちた隕石は博物館に保管されたり神社の御神体になったりしていて研究には使えないそうですが、南極で拾ってきたものは極地研という国の研究機関の管轄になるので、申請すれば研究用に入手できるそうです。


posted by new_world at 19:56| Comment(3) | TrackBack(0) | 地球の科学・暦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日本人は切手収集みたいなことが好きなんですかね(笑)
Posted by マチルダ。 at 2005年10月18日 22:20
今日は身も心も南極の様に寒い気がします。
風邪でも引くのかな。京都も寒いでしょうね。
ところで、隕石と月の年齢は同じくらいなんですか?
Posted by yoyo at 2005年10月19日 00:11
マチルダ。さん
地道に努力するタイプの人が多いですからね・・・でも、アメリカ人は無人収集機で集めちゃうんですね。



yoyoさん
年齢の定義にもよりますが、太陽系で出来た隕石であれば、固体化したのはほぼ46億年前のものが多いようです。
月は45〜46億年前、地球に火星級の小惑星がぶつかった時、地球とその小惑星の表面付近のものが放り出されて集まって出来たといわれています。
月の成分の殆どはケイ酸塩化合物(岩石)で、地球のようなコアは存在しません。これは、小惑星により表面だけが吹き飛ばされた結果だといわれています。

アメリカが持ち帰った月の石の年代測定の結果は45.5億年±1億年だったということです。

隕石もだいたいが46億年くらいです。

太陽系誕生から地球形成まではだいたい1億年くらいで起こったと考えられています。
Posted by new_world at 2005年10月20日 08:29
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