2005年11月01日

ゾウリムシの“秘密兵器”

中学校の理科にも登場する代表的な単細胞生物のゾウリムシでも、中学校では習いませんが、ゾウリムシって結構凄いんです。

なんとトゲがあるんです。

普段は隠しているみたいですが、外敵に襲われたりすると無数の槍状の針を体中から放出します

顕微鏡で見たら、何か針状の結晶がゾウリムシ周辺に突如現れたように見えます。長さはだいたいゾウリムシの横幅より少し短いくらいです。しかも、槍状で抜けにくいそうです。


ゾウリムシって実は凄いんです。

単細胞なので寿命も基本的にない(※)ですし、ちゃんと触覚センサーも持っていて、物にぶつかると退避行動をとります。まぁ急にバックするだけですけど。

退避行動くらいなら許せますが、体中から針を出したときにはほんと驚きました。テキストには文章で載っていたのですが、実際見るまでは半信半疑でしたね・・・。


画像はこのHPに載っています。

 

※ゾウリムシの寿命
『生物の寿命』の記事で書きましたが、ゾウリムシなどの単細胞生物には基本的に寿命はありません。ただ、ゾウリムシくらいの高性能な単細胞生物になると、単体では長くても30〜40年ほどしか生きられないようです。たぶん、これは多細胞生物の寿命と同じような感じなのではないでしょうか。DNAの損傷などによる細胞の老朽化です。
そこでゾウリムシは他の個体と『接合』して遺伝子を半分ずつ交換しているそうです。有性生殖に似た機構がそこに存在するのです。
詳しい機構は知りませんけど。



posted by new_world at 18:42| Comment(6) | TrackBack(0) | 生態の科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おぉ!これは凄い!!
ゾウリムシの戦っている瞬間がみたいですね
Posted by kazaguruma at 2005年11月01日 21:48
ゾウリムシって戦うんですか。すごいですね。しかもトゲが無数に出ていてバリアを張ってるみたい。

トリビアの泉に投稿して採用されたら映像が見れそうですね。ゾウリムシは敵に襲われると反撃するとか…?
Posted by みやん at 2005年11月01日 22:50
!Σ( ̄ロ ̄lll)もはや、「ぞうり」ではありませんね。

しかも先が槍状ですか。
あんなに小さいのに、うまくできてます(;゜゜)
Posted by bow_n at 2005年11月02日 10:02
▼o・_・o▼コンニチワン♪
ゾウリムシは長生きなんですね。
Posted by むっち at 2005年11月02日 10:59
kazagurumaさん
ですね。私も戦っている瞬間が見たいと思いました。

一般的な危険は退避行動でよけるだけのようですので、多分、他の生物に取り込まれそうになった時とかに針を飛ばすんじゃないでしょうか。



みやんさん
ほんと、どういう状況になるとあの針を飛ばすんでしょうね・・・そこを聞くのを忘れていました。
実習でも薬剤を使ったのですが、普段はどういった状況で針を使うんでしょうね。
Posted by new_world at 2005年11月02日 19:59
bow_nさん
ほんと、信じられないくらいの細工です。ゾウリムシって見かけによらずすごいんです。


むっちさん
単細胞生物ですからね。細胞分裂は基本的に年齢も等しい状態で分裂するので、無性生殖しかしない種族は基本的に寿命はありません。

ただ、ゾウリムシのような高性能の単細胞生物は、有性生殖のような行動をとって細胞を若返らせるそうです。詳しい機構は知りませんけど。
Posted by new_world at 2005年11月02日 20:01
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