2005年11月02日

餌があると長生きできないゾウリムシ

昨日、ゾウリムシの秘密兵器の話をしたので、ついでに今日もゾウリムシのお話です。

ゾウリムシって『接合』して有性生殖みたいなことをしないと300回くらいしか分裂できないのです。

しかし、食べ物がなくならないと『接合』しないそうです

つまり、餌があると寿命があるんです。

不思議ですよね。

単細胞は分裂したら同じ年齢のものが出来るので、寿命があるということは絶滅が予測されているようなものです。

もし、常に餌を充分に供給し続けたらゾウリムシは全滅しちゃうんです。

本当でしょうかね・・・教官はそういっていましたが、餌があるのに死んでしまうなんてちょっと信じられません。

まぁ300回も完璧に増殖されたら2の300乗になるんで育てられないとは思いますけど。


餌があるときには細胞分裂を優先するようです。

自然界には餌は限られているので、いずれ餌が足りなくなって接合することになるのでしょう。


確かに、餌が多い時に餌をできるだけ食べておいて出来るだけたくさん分裂して個体数を増やし、餌が少ない時は体のメンテナンスをするというのは賢いような気もしますが・・・

餌をあげ続けると死んでしまうというのはちょっと・・・。

ある時期になったら接合するんじゃだめだったんでしょうかね・・・。

まぁ自然界では、餌がなくなるという状況は頻繁に生じるので、餌があるときには常に増殖を最優先するというシステムの方がいいんでしょうね。

人間の社会以外では、食べ物があり続けるというのは不自然なんですよね・・・。



posted by new_world at 12:39| Comment(8) | TrackBack(0) | 生態の科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「ほぉ〜っ、なるほど」と思いながら読んでいる自分と
「餌があると死ぬ? 何? それはないじゃろ?」と思っている自分がいます……。

「餌がある」と「長生きできない」が結びつくことに、かなり激しい拒否反応が起こっています(-_-;)

サボテンに水をやりすぎると死ぬ……のとはまた違う話ですね(~_~;) うーん……
Posted by bow_n at 2005年11月02日 21:44
bow_nさん
私も『餌があるのに長生きできない』というのはかなり疑問を持ちました。というか、今でも半信半疑ですね・・・上に書いた説明で半分は納得できたんですが、もう半分はまだ残っています。
Posted by new_world at 2005年11月02日 22:23
自然界では、全ての物事に意味や理由があったりしますよね〜。
しかも目的に対して最短コースというかムダがないに等しいですよね。

ひょっとしたら、その不思議なメカニズムに何かあるかも知れませんねぇ〜。
人間の常識が自然界の常識でもないでしょうから、私達の知らない所にその理由が隠されているのかも知れませんね。

う〜ん、恐るべし「ゾウリムシ」
Posted by やまさん at 2005年11月03日 00:00
やまさん さん
自然淘汰に生き残った理由があるはずですからね。特に、増殖とか接合は生命に直結するものですので、かなり重要な要素だと思います。

本当の理由は分からないのかもしれませんが、そういうことを考えるのは楽しいですね。教官も楽しそうでした。

ほんと、ゾウリムシも凄く上手くできています。
Posted by new_world at 2005年11月03日 16:50
おじゃましまー。
ちょくちょくウチのブログにもおこしいただいているようで有難う御座います。

しかしこの話は実に興味をそそられますね。どんな理由でこの能力(?)を持つに至ったのやら。うーん、うーん。
Posted by ら。 at 2005年11月04日 11:41
ら。さん
どうもです。

人間もそうですが、食べ過ぎるという状況は生物は想定していないようです。人間も食べ過ぎるようになって色々問題が出てきていますし。
Posted by new_world at 2005年11月05日 17:45
いやいや、餌なくなったら死にますよ。でも少ない方が接合しやすいのは本当です。その教授はちょっと頭がどうにかしているとしか言いようがないですね・・・
Posted by 抜け毛 at 2006年08月11日 13:14
抜け毛さん
勿論、エサは必要です。ただ、エサが飽和している状態が続くと接合できなくなって死んでしまう個体がでてくるということです。

エサが飽和状態でもそれが全ての個体に均等に分配されるわけではないですし、また、個体ごとの個性もあるでしょうから全てが全て死んでしまうわけではないかもしれませんけど。

勿論、その教授が間違っている可能性はあります。
Posted by new_world at 2006年08月12日 16:34
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