2005年11月04日

地下鉄工事と酸欠

地形学の講義の雑談で教官が話していたんですが、土地によっては地下鉄などの工事において酸欠を充分注意しなければならない場所があるそうです。

そこは、2価の鉄の酸化物が多く含まれている場所です。

本来は酸素が届きにくい場所にある地下の酸化鉄(U)層を掘ると、2価の酸化鉄が酸素を吸収して3価の酸化鉄になるそうです。つまり、酸素が減るんです。

通常の換気では酸欠になる可能性があり、そういう地層を掘る場合は換気をより多く行わないといけないのです。

二価の鉄の酸化物は青色や緑色をしていますが、三価になると赤っぽくなります。いわゆる赤土の赤はこの酸化鉄の赤です。


posted by new_world at 13:53| Comment(5) | TrackBack(0) | 地球の科学・暦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
25年位前の漫才のネタで、地下鉄の電車はどっから入れるんだってのがありました。

子供心にはずっとトンネルの中に入ってて窒息しないの?と思うのかもしれません。でも、この話を聞くまでは想像だにしなかったですね。
Posted by goma at 2005年11月05日 00:44
おはようございます.
2価の鉄の酸化物が多く含まれているといっても
微量でしょうに・・・
やはり工事者数とそこにある空気量の
かねあいでそのようにしなくては
いけないのかなぁと思いました.

そういえば,鉄等の価数の違い色の変化って
陶磁器の釉薬には欠かせませんよねw
あれってすごいなっと思いますww
Posted by 香凛@もと,惺 at 2005年11月05日 10:42
場所によって違うんですか(@_@)
ちゃんと調べて、見る人が見て、準備してからでないと危険なんですね。
赤土の赤が3価の酸化鉄……赤土の赤が何の色かなんて考えたことがありませんでしたが、やっぱり理由があるんですね(^_^;)
Posted by bow_n at 2005年11月05日 13:39
gomaさん
よく知りませんけど、通気口は結構あるみたいですね。

酸化鉄の場合、酸化してしまえば終わりですので工事中くらいしか問題はないようですが、それを知らないと、場所によっては大変なんだそうです。

鉄って地中にもたくさんありますから。



香凛@もと,惺さん
鉄は結構あるみたいですよ。どのくらいかは知りませんけど。
地下の工事は色々大変でしょうね。

トンネルを掘ったら地下水脈にぶつかって川が出来ちゃった、とかいう話を聞いたことがあります。

そういえば、陶磁器は金属で色をつけたりしますね。
あれは凄くきれいです。
Posted by new_world at 2005年11月05日 17:58
bow_nさん
鉄だけでも結構色が変わりますからね。金属は色が綺麗です。火山とかに行くといろいろな色の石があります。
Posted by new_world at 2005年11月05日 18:12
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