2005年11月07日

頭に血がめぐっていない?

先週、耳式の体温計を買いました。『小児向け』とか書いてありましたが、まぁ小児より耳は大きいので問題ないかなぁとか思って。

すごいですね。瞬時に測ってくれます。

まぁ瞬時に測ってくれるのはいいんですが、耳の温度と脇の下の温度は人によって結構違うようで、まずは耳の平熱を知る必要があるみたいです。

説明書には、普通は耳の方が0.5〜1℃ほど高いという統計データが載っていました。


ところがです。私は耳の方がかなり低いんです。

最初は測り方が悪いのかと思ったんですが、何度測ってもだいたい同じ温度を示しますし、脇の下と耳の体温が近くなる時もあるのでそういうわけではないみたいです。

でも、だいたい耳の方が0.5〜1.5℃低いです。


寒くて血流が悪くなって、頭までうまく血が回っていないんですかね・・・

冷え性が頭にもきているのかもしれません・・・一応、学生なのに。

普通、頭はしっかり血をめぐらせておくものですよね。

なのに冷えちゃってるってことは温かい血がうまくめぐっていないってことです。


性格も冷たいといわれますが、頭も冷たいみたいです・・・。


まぁでも、とりあえず、昨日の昼から、何度か耳と脇の下の温度を測ってデータを集めています。

ちょっと面白いです。

サーカディアンリズムの講義で教官が院生の頃測ったデータ(※)を見たことはあったのでが、自分の一日の体温の変化は測ったことがなかったです。

というか、普通、風邪もひいていないのに一日に何度も体温を測るような面倒なことしませんものね。

でも、ちょっと面白そうなので、休み時間とかに測ったりしています。耳と脇の両方で。

データが集まったらエクセルかなんかでグラフにしてみます。面白いグラフだったら紹介するかもしれません。これ、個人情報ですかね・・・?



※教官の若かりし頃の実験
これが結構面白かったんです。

まず、数週間普通の生活をしながら定期的(間隔は忘れました)体温を測り、同時に握力と乱数による計算テストを行ったそうです。

食事や運動、睡眠などの体温へ影響を与える行動も記入していきます。


その結果、朝方は体温が低く、夕方になると体温が高くなるというデータが取れ、計算力・握力も体温に伴って上がったそうです。

それなら、『朝から運動をして体温を上げたらどうか』ということで、その教官、数週間、午前中だけ鉄工所で重労働をしてみたそうです。(なぜか鉄工所で・・・)

働いている最中のデータはあまりあてにならないといえばそうなんですが、重労働で体温を上げると、握力・計算力ともに上がったそうです。

握力は筋力を使っているので上がるのは当たり前なのですが、計算力も上がったというのは面白いです。

体温が低いと脳の能力も低くなるようです。

更に、重労働を数週間続けた後、また普通の生活に戻ってそのまま計測を続けていくのですが、ある程度の期間は、重労働がなくても、朝方の体温が上がる体になっているそうです。

勿論、握力・計算力もです。





人間以外の動物も同じで、環境が変化するとそれに対応してリズムが変化します。


私たちは基本は太陽の周期ですが、海岸の生物、たとえば、ヤドカリなどは潮の満ち干に影響を受けたりするそうです。

あと、ゾウリムシでも実験をしたそうです。

ある種のゾウリムシは接合の型(まぁ性別みたいなものです。複数種あります)が1日2回変化するそうです。

その周期は光に対応しているようで、その教官は、暗室を用いて1日を20時間、18時間、16時間、12時間、28時間、32時間、など様々に変化させて、接合型の変化を調べたそうです。

そうすると、最初のうちは戸惑うようですが、数日すると、(ある程度までは)その周期に対応していくそうです。

ただ、あまりに周期が違いすぎると(12時間など)何故か24時間周期に近い形に戻るようになっているそうです。

また、ショウジョウバエの実験ですが、1000世代ほど暗室で飼い続けたショウジョウバエを一匹24時間リズムの環境に取り出して一日の活動具合を計測すると、きちんと野生と同じリズムを持った生活をするようになるそうです。

1000世代ですから、人間で言うと、25年×1000=25000年ですか・・・。

2万5千年前と言えば、ネアンデルタール人が滅びたころ(約3万年前)ですね。

それでも太陽を忘れなかったショウジョウバエは偉いです・・・。


あと、一日の周期と寿命の関係を調べた実験があります。

ショウジョウバエを1日27時間の世界、1日21時間の世界で育てたそうです。

すると、平均寿命が10%前後縮んだそうです。

また、こちらはクロバエですが、1日24時間で、一週間ごとに6時間ずつずらしていく生活(週に一度昼が6時間長い日があるということです。)をさせていくと、寿命が20%縮んだそうです。

ハエの実験ですが、規則正しい生活が体のためにはいいようですね。


posted by new_world at 17:03| Comment(6) | TrackBack(0) | 生態の科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ハエも生活のリズムが狂うと体調を崩す……ハエにも「ストレス」があるんでしょうか。
人間もハエも、生き物同士、いっしょですね。

体温といえば、一時「基礎体温」を測ってみたことがあります。不健康な大学生活中です。
冬、朝一で測った体温が35度を切っていたことがありました。
それまでも低迷していたんですが、さすがに驚いたのを覚えています。冬眠するのかと思いました(-_-;)
Posted by bow_n at 2005年11月07日 21:51
はじめまして。
コメントありがとうございました。

耳式体温計ですか。
脇をずっと締めているのは大変だから、瞬時に測れるのは良いかも!
でも最初に脇と耳の熱を測って比べたほうがよさそうですね。

耳にはツボがいっぱいあるから、揉み解すと良いそうです。
血の巡りもよくなって、体温があがるかもしれません?
Posted by panari at 2005年11月07日 23:39
bow_nさん
ハエにもストレスはあるでしょうね。ストレスは、人間の場合は精神的負荷のように感じますが、実際は、生体システムへの影響の方が大きいんじゃないでしょうか。よく知りませんけど。

複雑な化学反応はそれなりの規則が必要ですので、それを乱すような環境では上手く機能しないのかもしれません。
Posted by new_world at 2005年11月08日 03:21
panariさん
耳と脇では結構違いますよ。私も最初は戸惑いました。最初に耳で測ったら『35.4』とか滅多に見ないような数字が出てきましたから・・・

寝る前とか起きてすぐだと、34度台もたまに出ます。

これ、ヒトの体温じゃない・・・とか思っちゃいますが、今まで通り脇の下で測ると36度くらいでちゃんとヒトの温度です。


きっと血流が悪いんですよね・・・冷え性に肩こり、毎年冬場は悩まされます。まぁそこまでひどくはないのですけど。

ツボですか・・・考えて見ます。

でも、それよりも、運動して体力をつけて体力つける方が先かもしれません・・・基礎代謝が上がると肩こりとかよくなるって聞いたことがあります・・・まぁそんなに簡単に基礎代謝は上がってくれませんけど。
Posted by new_world at 2005年11月08日 03:27
私も以前病院で耳で測ってもらったことがありますが
脇で測った体温とほぼ同じでしたね^^
低くはなかったですけど。。。
舌の下で測ると高いですね、体温(*´∇`*)
Posted by マチルダ。 at 2005年11月08日 11:50
マチルダ。さん
そういえば、口で体温を測ったことはないです。

口はいつも閉じているので温かいんでしょうかね・・・。
Posted by new_world at 2005年11月08日 20:59
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