2005年12月01日

カブトムシの小さな角の機能

カブトムシのオス同士の喧嘩の方法についてです。最近はカブトムシはお店でしか見かけなくなったので、カブトムシの喧嘩をじっくりと見たことがある人はあまりいませんよね。

でも、テレビとかで長い角を使って相手を木から落とそうとしている光景は見た事があると思います。

あの長い角を相手の腹の方にさしこんで上に持ち上げて相手を木から落とすんです。


では、あの、小さな角って何の為にあるか知っていますか?

実はあれ、長い角以上に恐ろしい凶器になるんです。


長い角が足払い用の長い棒だとすれば、短い角は短刀だといえます。


あの短い角を相手に突き刺すんです。


まず、相手のカブトムシの横から近付き、長い角と短い角で相手を挟みます。

そして、力を入れると、先のとがった短い角が相手の背に刺さるんです。

そうすると、体液が流れ出て、相手は弱ります。(死ぬまでには至りません。あくまで喧嘩なので。)


これは、小さな個体が好む戦法だそうです。


大きい個体であれば、別に相手を弱らせなくても、力で相手を木から突き落とせばいいんです。


小さいオスにはそれが出来ないので、横からこっそり(?)近付いて、大きなオスに短い角を突き刺すそうです。


と、授業で聞くまではカブトムシの短い角の機能なんて考えたこともなかったですね・・・




※この記事は、こちらの『雌雄A オスの闘争の多様性』を分離したものです。


posted by new_world at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 生態の科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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