2005年12月01日

ウシガエルのサテライト

カエルと言えば、鳴いて雌を呼びますよね。でも、ウシガエルのオスには、鳴いて雌を呼ぶものと、鳴くオスのそばで横取りを狙うもの(これをサテライトといいます)がいます。

統計的に、体の大きな個体は鳴くほうを好み、体の小さな個体はサテライトになる傾向があります。

そして、メスの獲得率は鳴いてメスを呼ぶものの方が圧倒的に高く、やはり、体が小さいオスの方がサテライトに甘んじていることが分かります。

魚(サケなど)とかでもこういうのはよく見られますよね。


ただ、これ、ちょっと違う統計もあります。

ウシガエルでは体の大きなものが鳴き、体の小さなものがサテライトになることが多いのですが、アマガエルでは違います。

体の大きさとは関係なく鳴くものと鳴かないものがおり、しかも、雌の獲得率の差もそこまでないんです。

統計としては、確かに、若干鳴くほうが有利で、鳴くほうが若干大きいんですが、ウシガエルほど顕著な差はなく、鳴くことが個体にそこまで有利に働いていないそうです。

アマガエルは鳴いても鳴かなくてもいいみたいです。

どうしてそうなっているのかはよく分かってないみたいです。




※この記事は、こちらの『雌雄A オスの闘争の多様性』を分離したものです。


posted by new_world at 18:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 生態の科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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