2005年12月01日

グッピーのメスの好み

グッピーのメスは少数派が好みです。青いオス9匹と赤いオス1匹を混ぜて飼っていると、子供は青いオス由来が12匹、赤いオス由来が9匹いたそうです。

つまり、9:1⇒12:9です。

青いオスでは9匹で子供が12匹=1匹あたり子供1.3匹なのに、赤いオスは1匹で子供が9匹です。

しかも、これ、赤と青の比を逆にしても同様に少数派が好まれる傾向が出ます。



この少数派が好まれる傾向の説明は次のように出来ます。

『自分は多数派の個体である可能性は高いが、その少数派の個体である可能性は低い』ということです。

完璧な説明ではないのですが、少数派を選ぶことでより多様な性質を獲得できる可能性があるんです。


これは他の動物にもよく見られる傾向です。



※この記事は、こちらの『雌雄A オスの闘争の多様性』を分離したものです。


posted by new_world at 18:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 生態の科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
不思議なものですね。
多様な性質=どれかは生き残る可能性が高いということでしょうか?
それを誰からも教わることなく「自然に」行動してるんですね。
……不思議です。そしてなんだかわくわくします(゚∀゚*)(。_。*)
Posted by bow_n at 2005年12月03日 13:39
bow_nさん
多様性を獲得することで様々な環境に適応できる確率が高くなるんです。

ただ、尾が長かったり、模様が派手だったりすることと遺伝的な長所はよく分からないみたいです。

でも、生物は多様性を獲得しようと無意識に色々やっていますね。

他にも、ある時期になると親から離れようとするのも一種の多様性の獲得の本能といえます。
Posted by new_world at 2005年12月04日 02:00
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。