2005年12月04日

老化@ 老化と成長

今回から何回かに分けて老化について書いてみたいと思います。

今回は老化と成長の違いについてです。





老化と成長には大きな違いがあります。

老化は遺伝しません。

人間は遺伝子に決められたとおりに十代のうちには必ず生物的に大人になりますが、老化のスピードは個人差が激しいです。

同じ60歳でも凄く若々しく健康な人もいれば、既にかなり老化して衰弱している人もいます。


体の状態で年齢を当てることは困難です。


しかし、10代前半くらいまでの子供だと、見た目で年齢を当てても、数年の誤差の間には入ります。

5歳の子供と10歳の子供は明らかに違いますし、小学校の1年生を見て小学校の高学年に見えることはまれですし、また、幼稚園に入る前の子供と間違えることもまれです。

成長は正確にプログラムされており、子供は綺麗に決められたとおりに成長するんです。



ただ、年齢が上になればなるほど区別が付きにくくなります。

生物的に完成する高校生〜大学生くらいになると、殆どの人間が完成して殆ど同じような状態で止まります

このあたりが生物的に見れば最も完成した時期です。


そして、20代に入ると老化が見えてきます。


しかし、老化は成長と異なりプログラムされていません

老化をプログラムする意味はないので。

プログラムされていない老化は、その個体の生きた環境による体の劣化の差によって老化のスピードに差ができるんです。



生物としては、子供が一人で生きていけるくらいまで親は生きていればいいのですが、やはり、孫の顔は見てみたいですし、できれば、孫の成長、願わくば、孫が結婚して子供を産むくらいまでは生きていたいと思いますよね。

しかし、老化を防ぐ仕組みはそこまで完璧ではなく、積極的に防ごうとしていないです。

ですから、長生きしたければ、体にいい物を適量だけ食べたり、規則正しい生活をしたり、適度な運動をしたり・・・と、体のシステム以外の努力が必要なんですよね。



その中で、代謝というものが注目されています。

最近よく聞く『活性酸素』というのは代謝の産物です。

あと、『カロリー制限による長生き』も代謝と関連したものです。


と、今回はここまでで、次回、この代謝について何か書きたいと思います。



posted by new_world at 00:43| Comment(11) | TrackBack(0) | 生命の科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして.
あしあとで新規投稿を表示するアイデアが面白いですね.
思わずやって来ましたよ.

読みながら,大学生ぐらいまでの年齢の人たちがなんであんなに見てて気分の落ち着くものなのかがちょっと理解できたように思いました.

>老化を防ぐ仕組みはそこまで完璧ではなく、積極的に防ごうとしていないです。

これは驚愕でした.
免疫力とか治癒力とか,そういうものが老化に関わってて,それもある程度は遺伝するものかと思っていたんです.

興味深いブログですね,これからも見させてください.
Posted by fuku×2 at 2005年12月04日 11:14
老化。。。耳に残る言葉です(笑)
最近明らかに皮膚の油分が減っています(*´∇`*)
Posted by マチルダ。 at 2005年12月04日 11:51
こんにちは。

老化と成長、
実に続きが気になります。
続きもわかりやすくお願いします!
Posted by plauderei at 2005年12月04日 20:27
テロメアの残り少ない師走かな。
Posted by yoyo at 2005年12月04日 20:50
日々、老化の一途をたどっている私としましては、
続きがきになります、です。
new_worldさん、不老のお薬発明してください。
Posted by jun_ko at 2005年12月04日 22:39
そっ、それは、興味津々ですぞ〜!

他人よりは長生きに関しては、関心が少ないかも知れませんが、それまで元気に生きていたいとは強く思いますなぁ〜。
Posted by やまさん at 2005年12月04日 23:57
なるほど、と思いました。
人間の平均年齢は、縄文時代辺りと比べると、どんどん伸びていると聞いたことがあります。
すると、伸びている部分は老化の段階の部分であるということなのかな、と思ったりします。
Posted by gouya_na_hibi at 2005年12月05日 23:37
fuku×2さん
あしあとで宣伝するというのは、ブログを始めたあたりにコメントで教わって真似させていただいたものです。

ただ、問題は、宣伝できる記事がないときにちょっと物足りない感があることですね・・・あと、記事を投稿しないと何となく足跡を付けづらくなります。


免疫や治癒力というのは、老化の為にあるのではなく、本来は“若者を救うため”にあるといえます。

若者が若いうちに病気やガンなどで死なないように作られたものなのです。

年老いてからのことは“ついで”くらいな感じです。上手く行けば持ちますが、必ずしも最後まで持つものではないです。

歳をとると免疫力にも個人差が出てきます。
Posted by new_world at 2005年12月06日 00:16
マチルダ。さん
私も最近肌の乾燥が・・・あと、ニキビが出来なくなりました。

老化です・・・大人の仲間入りですね。



plaudereiさん
続きが分かりやすかどうかは極めて微妙です。

代謝のことを書くのですが、代謝は大学生でも嫌って勉強しない分野なんで・・・。

出来るだけわかりやすいように説明したいですが、難しそうです。
Posted by new_world at 2005年12月06日 00:19
yoyoさん
テロメアも寿命には重要ですね。

でも、今回はテロメアの話はないです・・・すみません。

どちらかというと、テロメアが減る頃に何で弱ってしまうのかってあたりを書きたいと思っています。



jun_koさん
私もそろそろ本格的な老化です・・・

続きはちょっと難しめですので、細かいところは無視しながら読んでみてください。

不老の薬ですか??

無理っぽいです。
Posted by new_world at 2005年12月06日 00:22
やまさん さん
私も元気で生きて生きたいとは思いますが、老化のことを学ぶと、老化が“定め”であると言われているようで悲しくなります。

老化は定めですが、それを遅らせることは可能です。

ただ、老化を遅らせるためには何かを犠牲にしないといけないんですよね・・・



gouya_na_hibiさん
たぶん、そうだと思います。

平均寿命は伸びていますが、出産の限度の年齢などは変わっていないと思います。

勿論、出産の安全性が高まったのでより高齢でも出産が可能になったという面はありますが、それは医療技術の発展が理由です。

医療によって老人の死亡率が下がったことや、生活環境や食生活の向上で、細胞へのストレスが減り、免疫力も維持しやすくなったりして、寿命が延びたんだと思います。
Posted by new_world at 2005年12月06日 00:27
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