2006年01月16日

ニワトリの胚

今日は、ニワトリの胚の観察をしました。(何故かやたら疲れているので、書きたいことはあったのですが、今日も日記にすることにしました・・・。)

胚とは、受精卵が個体になるまでの状態です。

ニワトリの胚による発生の研究はアリストテレスの時代から行われていたと言われています。理由はまぁ簡単です。

@簡単に手に入る
A卵である
 (1)母親を解剖しなくていい
 (2)しかも、比較的大きい卵である
 (3)温めるだけでいい。栄養を与えなくていい。
 (4)比較的早く個体まで完成する。(20日程度)
B大きいので観察しやすい

長年の観察の結果、ニワトリの胚発生は詳しく段階分けがされています。

ニワトリの発生は20日程度で行われますが、それが50段階近くに分けられていて、観察によってそれがどの段階にあるのかが分かります。

私が今日観察したのは3日目の胚で、観察の結果、14段階目、だいたい、発生が始まってから50〜53時間くらいたった頃でした。

まぁ2日と2〜5時間ですが、全体的に発生が遅れていたみたいで、まぁ妥当な数字のようです。



とはいえ、あんな風に胚って出来るんですねぇ・・・

孵卵して50時間くらいの段階ですが、チリメンジャコみたいな感じで、透き通っていて、長さは1cm弱くらい、ちょこんと卵黄に張り付いていました。

まぁ張り付いていたといっても、まだ透き通っているので卵黄の上にある時には目ではわからないんですけどね。

ただ、透き通った胚を中心に直径2cmくらいの赤い血管のリングがあって、その中心で心臓の鼓動らしき動きが見えます。

それを切り取って洗って10倍くらいの実体顕微鏡で観察するんです。(小学生でも出来ます)


まぁ言葉で説明してもわかんないですよね。

少しHPを探してみましたが、あまりいいのはありませんでした。

ある見知らぬ高校の生物の授業の様子のHP(ちなみにここ)から勝手に拝借した写真ですが・・・


発生開始60時間程度の卵ま、わかんないですよね。
実際に見てもよくわかんないんですから・・・失敗するとその赤いリングすら卵黄に埋まってしまって、見えなくなります(⇒新しい卵へ)。

明日はもう少し大きくなって(7〜8日目の胚)、一般に“気持ち悪く”感じる感じの胚から、組織の一部を生きたまま取り出して培養するそうです(観察は明後日)。


posted by new_world at 22:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 生態の科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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