2006年04月04日

カシパンというウニ

先日の実習で磯採集を行ったのですが、そこで友人が得体の知れないものを拾いました。

その写真はこれです。

カシパン人工物のようにも見えますが、実はこれ、ウニの仲間の“カシパン”という生き物の骨格らしいんです。

カシパンです、カシパン。菓子パン?

なかなかのお名前ですよね・・・。ただ、それを聞いても、あくまで骨格で実際はもっと違った形をしているんだと思ったのですが、実物は・・・


これです。

カシパン(水族館)まんまでした。

その研究所には付属の水族館があるのですが、そこで飼育されていたんです。

水族館のケース内でいまいち上手く撮れていませんが、上の写真と同じような生き物がいますよね。






ちなみに説明書きは次。

カシパン(解説)












HPにも説明があり、次のようなコメントが添えられていました。

当館では、これまで本種の長期飼育ができていないが、今回は注意を払って育ててみたい。砂に埋まっていることが多いので、水槽の底砂を薄くして、ガラスに取り付けたレンズを通して常に観察できるようにしてみた。







※京都大学白浜水族館(→HP)
小さな水族館(入館料500円)ですが、「国立大学法人がもつ、博物館相当施設として指定を受けた水族館は、この白浜水族館だけ」らしいです。

その瀬戸臨海研究所所長の白山教授は無脊椎動物学(特に線虫)の研究者だからか、クラゲやカニなどの無脊椎動物を中心に(?)いろいろ展示されていました。(HPトップページの写真の生き物の殆どが無脊椎動物であることからも分かります・・・)


posted by new_world at 23:09| Comment(5) | TrackBack(0) | 生態の科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
カシパンの骨格・・・。これ、2年ほど前に宮崎の海岸で山ほど拾いましたよ。カシパンっていうんですね。
Posted by 88077 at 2006年04月05日 11:13
ウニの仲間なんですか。。。
ヒトデみたいですね☆

ってことはヒトデもウニの仲間?なんですかね(・_・?)
カシパン。。。
見たまんま菓子パンに似てるからついた名前ですかね(笑)
Posted by マチルダ。 at 2006年04月05日 11:27
88077さん
結構いるんですね。私たちが採集した場所ではあまりなかったような気がします。探し方が悪かっただけかもしれませんけど・・・。


マチルダ。さん
ウニもヒトデも棘皮動物門という動物門の仲間です。

ヒトは動物界 脊索動物門 哺乳綱 霊長目 ヒト科 ヒト属 ヒトなのですが、ウニとヒトデは“綱”にあたります。

ウニ綱とヒトデ綱です。まぁ門や綱の定義って結構あいまいなんですけどね。

ただ、カシパンはあくまでウニ綱で、ヒトデ綱ではありませんので、ウニの仲間、とするのが適切ですね。

因みに、棘皮動物門はウニ綱、ヒトデ綱、ナマコ綱、ウミユリ綱、クモヒトデ綱、シャリンヒトデ綱に分かれます。

ウニやヒトデ、ナマコは同じ仲間です。


確かに菓子パンに似ていますよね。

一番下の展示解説の写真とか、凄く菓子パンです。
Posted by new_world at 2006年04月05日 12:29
カシパンウニって言うんですか・・・ 知りませんでしたが、勉強になりました。
砂浜で死骸を何度か見つけたことがありましたが、星の形が見られたので、
ヒトデのなかまだと思ってました。

ちなみに 次記事のカニダマシ!北海道のタラバガニも手足合計8本ですww
Posted by nao65 at 2006年04月06日 02:29
nao65さん
たしかにあのマーク(?)はヒトデっぽいですよね。

タラバガニはヤドカリの仲間でしたね。ヤドカリの定義は忘れましたけど。
Posted by new_world at 2006年04月06日 18:19
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