2006年04月05日

カニだましとヒトデの管足


カニダマシこれ、カニダマシという生き物です。カニみたいな形をしていますが、ヤドカリの仲間で、何が大きく違うかというと、足の数です。

数えてみてください、このカニダマシ、カニより足が少ないんです。

カニの場合、ハサミ1対+足4対の計10本あるのですが、これはハサミを入れて8本しかありません。

まぁヤドカリはもっと沢山足がありますけどね。

ところで、ヤドカリの後ろ足ってご存知ですか?

あれ、結構面白い構造をしているんです。


ヤドカリこれがヤドカリの全体図です。

見たとおり、ヤドカリは巻き貝にはいるために左右非対称の生き物なのですが、後ろのほうには殆ど足がないですよね。

エビとかは大量の足を持っていますが、ヤドカリの後ろ足は殻の中に隠れてしまうんで、いらないんです。

ただ、殻を支えるためには必要なので、後ろ足は次の写真のような感じになっています。


ヤドカリの後ろ足ヤスリみたいですよね?

これを貝殻に押し付けて抜けないようにするんです。

小さなヤドカリだと中々見えないのですが、これくらい大きなヤドカリだとしっかり見えます。

以前の実習でもヤドカリをやったのですが、その時は小さな個体で、実体顕微鏡を使ってみていたような気がします。



あと、ヒトデの足って知っていますか?

ヒトデには管足という手足の働きをする器官があります。(歩いたり、エサをとらえたりする器官です)

実習で、ヒトデを裏返して実体顕微鏡で管足を観察していたら、ヒトデが元に戻ろうともがいていました。凄くのろいんですけどね・・・。

管足というのはスポイトみたいな構造の吸盤の機能をする器官で、ヒトデの足ごとに二列に並んでいます。

小さなヒトデでしたが、管足はしっかり見えていました。

このヒトデ、頑張ってます。

ヒトデ


posted by new_world at 12:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 生態の科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
リアルです。。。(笑)
子供の頃よくヤドカリ取って帰ってました☆

でも次の日には全部そんな感じに中から出て死んでました(T T)
Posted by マチルダ。 at 2006年04月06日 11:44
マチルダ。さん
もっとリアルな話になりますが、このヤドカリとヒトデ、あとはカニダマシの横に写っているヒザラガイという扁形の貝は私が解剖しちゃいました(笑)

さすがにその写真は撮っていませんが、綺麗に解剖できましたよ。

ヒトデは手(?)を1本だけ解剖したのですが、それでも生きていましたね・・・強かったです。


このサイズ(15cmくらい?)のヤドカリは生きていれば魚のえさとして100円くらいで売れるそうです。
Posted by new_world at 2006年04月06日 13:39
(T T)解剖。。。
解りました!!言葉の響きがいけません☆

さばくにしましょう(*´∇`*)

15cmのヤドカリなんてみたくないです(:><:)
ちっこいのでいい(笑)
Posted by マチルダ。 at 2006年04月07日 11:48
マチルダ。さん
さばく、ですか・・・「魚を解剖する」、と、「魚をさばく」、じゃ、大分イメージ違いますしね。

大きいと可愛げはないですが、とてもさばきやすいですよ。
Posted by new_world at 2006年04月11日 12:46
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