2006年07月25日

鏡で左右が反対になっているように感じるのは・・・

よく言われることですが、鏡で逆さに映っているものは前後です。

鏡には右は右、左は左、上は上、下は下に映っていますが、前後は逆に映っています。

左右が逆に映っているように見えるのは心理的な問題なんですよね。当たり前ですが、鏡をぐるぐる回しても像は変わらず、反転して見えるのは左右だけです。寝転んで鏡を見たら、上下(重力の方向)が反転したように感じますよね。

あくまで、認識の問題なんです。



人間は殆ど左右対称に出来ているんで、左右が反転しても人間に見えます。(上下が反転したら人間じゃないですよね。前後が反転しても変です。)

上下、左右、前後の3つの軸のうち、左右は対称性があって反転させやすく、鏡で前後が反転したものを左右が反転したように認識してしまうんだと思います。

きっと上下が反転してもそれを左右の反転で解消させてしまいますよね。

もし、左右非対称の生き物であれば、鏡を見たときに左右が反転することはないはずです。





少し話が変わりますが、化学で鏡像異性体というものがあります。

炭素の4本の手にそれぞれ異なる4種類の物質がつくと、その並べ方が2種類生じるんです。


AA  AA
BC  CB 

であれば、左を表裏逆にすれば右になりますし、

AB  AC
CA  BA

であれば、回転させれば重なりますが、

AB  AB
CD  DC

だと、どうやっても重なりませんよね。

その4種類がついているものは、お互いを向かい合わせると、鏡に映したようになるんで、鏡像異性体と呼びます。

上下非対称、左右非対称だと、まさに鏡像異性体と同じ状態になるんですよね。


つまり、左右非対称、上下非対称だと、鏡に映したら、変になっちゃうんです。

まぁでも、その場合は、前後が反転していると認識するのかもしれません。

私達は、前後反転を左右反転に置き換えて認識しているだけで、実際は前後が反転しているわけですから。



でもやはり、左右反転は反転しても人間に見えるから無意識にそう認識できるのであって、実際に前後、左右、上下ともに対象性がなかった場合、鏡に映った像で前後の逆転を無意識的に認識できるかは分かりません。

もしかしたら、私達が上下が逆転している人を見たときと同じような感覚になるかもしれません。



まぁこれ以上のことは考えるのが面倒なので考えませんけど。


ふと、鏡像異性体という文字を見て、ふと思いついたんで、(試験前なのに)暇つぶしに書いてみました。

深く考えていないんで、不備がある可能性があります。


posted by new_world at 12:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 生活の科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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