2006年11月21日

鉛筆とシャープペンの芯の違い

鉛筆とシャープペンの芯は材料が違います。勿論、両方とも黒鉛(炭素の結晶)を用いてはいるのですが、それを固める素材が違うんです。

鉛筆の芯は黒鉛に粘土と水を混ぜて高温で焼いたもので、シャープペンの芯は黒鉛を合成樹脂(プラスチック)と混ぜて高温で固めたものです。

高校程度の化学を学んでいれば分かるのですが、これは大きな違いです。

粘土による骨格はケイ素(シリコン)であるのに対し、合成樹脂によるものは炭素です。

つまり、シャープペンの場合、固める樹脂も“炭”なんです。まぁ黒鉛ほどは黒くはならないようですが。また、合成樹脂を用いたほうが硬度が増し、細くすることが出来るので、シャープペンの芯は合成樹脂で黒鉛を固めているようです。

鉛筆の芯に今でも伝統的な粘土製が使われている理由は知りませんが、価格的な問題か、硬度の問題だと思います。芯に合成樹脂を用いた鉛筆は開発されてはいるようですが、流通はしていません。


posted by new_world at 04:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学の雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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