2007年02月24日

アルコールに弱いという進化?

先日、自宅でできるアルコールのパッチテストの話を書きましたが、それで思い出したことがあります。

コメントの返事にも書きましたが、アルコールに極端に弱いという性質はモンゴロイドの、しかも、日本人や中国人、朝鮮人など東アジア人に極端に多く見られる性質です。

これはアセトアルデヒド脱水素酵素の働きが悪いことで起こるのですが、この体質のヒトは、黒人、白人だと0%なのが、日本人や中国人だと40%以上になります。(東南アジアなどでは10%程度かそれ以下と言われています)

これは無視できない数字です。

これは“遺伝”なのです。

つまり、このアルコールに弱い性質もしくは、その原因となるアセトアルデヒド脱水素酵素の遺伝子の異常が何らかの意味を持つ可能性がある、すなわち、アセトアルデヒド脱水素化酵素遺伝子の変化が東アジア人に何らかのプラスの効果をもたらしているのではないか、と考えられるのです。

何に対して効果があるのかは分かっていないようですが、とても面白い着想だと思います。

常日頃は何も考えずに「お酒に強い」とか「お酒に弱い」とか言っていますが、その遺伝の違いの意味とかはなかなか疑問に思ったりはしませんよね。


posted by new_world at 18:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 生活の科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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