2009年08月18日

太陽熱発電

最近、新聞でちらほら見かける太陽「熱」発電。

太陽光発電とは異なり、より原始的と言うか、単純に「鏡」で光を集めてお湯を沸かしましょう、的な発電方法です。

単純に、と書きましたが、結構難しいらしく、ヘリオスタットという光を集める反射鏡を太陽の動きにあわせて動かしたりしなくてはいけないみたいです。上手い具合に光を一点に集めるシステムのようです。

まぁ他にもいくつか方式はあるようですが、基本は同じで、太陽光の熱を集めてお湯を沸かす方式です。

ただ、これには結構大掛かりな設備が必要なので、日本国内ではあまり効果的ではなく、アメリカやオーストラリアなどの広々とした乾燥地帯が本場みたいです。

日本のメーカーでは三井造船やコスモ石油などが注力していて、海外でプラント建設を進めているようです。


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2009年01月11日

アヒルの真実

知らない人も結構いますが、アヒルは「鴨」です。

アヒルは鴨を品種改良して作られた品種なんですよね。それも結構昔で、3000年くらい前の中国が最初のようです。ニワトリの家禽化が5000年前くらいと言われているので、ニワトリほど古くはないですが、それでもかなり長いお付き合いのようです。

アヒルは、マガモを食用や卵用に適したものへ品種改良している内に、体が大きく(それに対して羽は小さく)、色が白くなったもので、大きめの体に対し羽が小さいため、飛べなくなっています(品種によっては鴨の血を強く受けていて飛ぶものもいるようですが)。


アヒルの見かけはあまり鴨っぽくないですが、生物学的には鴨の仲間で、鴨との交配が可能です。そして、その雑種は“合鴨”と呼ばれています。

合鴨農法やスーパーのお肉売り場で並んでいる、あの“合鴨”です。まぁ見かけは大分鴨っぽいですが、アヒルに近いものは飛べないようです。

あと、アヒルは「鴨」なんで、アヒルの肉は「鴨肉」として売られています。

実は、スーパーに並んでいる鴨肉は大抵「アヒルの肉」だそうです。たぶん、合鴨と書いていない鴨肉はアヒルでしょうね。知らないうちに、アヒルを結構食べていたんですね・・・北京ダックとかならアヒルだと思って食べますが、鴨鍋を見てアヒルは思い出さないですよね。少しだまされた気分です。

元々食べる為に品種改良したものなんで、スーパーに並んでいておかしくはないのですが、どうも、アヒルと言ったらドナルドダックか幼稚園のペット的なイメージが強いんで、意外な感じもします。


ちなみに、アヒルと似た感じの水鳥にガチョウがいますよね。あれも、アヒルと同じように、品種改良によって作られた品種で、元々は雁でした。ガチョウも品種改良の過程で白く、体が大きく、そして、飛べなくなった水鳥です。(まぁ人は飛べないんで、飛べない方が便利ですからね・・・)

似たような過程で、鴨がアヒルに、雁がガチョウになったわけです。

それにしても、意外と、家畜化された鳥類って多いんですよね。
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2008年08月17日

朱肉の朱とは何か?

朱肉ってありますよね。あの赤い色、何だと思いますか?

あれは、硫化水銀だそうです。

実は、弥生時代から辰砂という鉱物から作られる顔料として使われていたもので、今では工場で化学的に合成していますが、主成分は硫化水銀のままです。

朱肉として使われ始めたのは結構最近で、日本で使われ始めたのは室町時代頃だそうです。
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2008年08月16日

失敗知識データベース

前回のニューヨーク大停電の話の情報を集めていて見つけたのですが、科学技術振興機構のホームページに『失敗知識データベース』という国内外の過去の様々な科学技術分野の事故や失敗の事例を分析しているデータベースがあります。

分析はかなり詳細で、専門家による詳細な分析結果をデータベース化して公開しているものなのですが、微妙に気になるのがその事件の代表図と称された絵です。

なるほど、と呼べる物もあるのですが、つい笑ってしまう物もあります。

たとえば、御巣鷹山の日航ジャンボ機の墜落の代表図は次のもの。

御巣鷹山の日航ジャンボ機事故.jpeg

このジャンボ機事故は、機体後方の内圧を保つ為の圧力隔壁が、以前の事故において破損していた(修理が不完全だった)ことが原因で、圧力隔壁の崩壊により機内の空気が急激に流出し、その影響で隔壁より後方にあるいくつかの機器が破壊され、また、垂直尾翼にも急激に空気が流入し、その殆どが破壊され機体は制御不能に陥りました(参考図)。

その垂直尾翼の崩壊を示したのが上の代表図です。



その他にも、第二次大戦中の1945年、帰還した爆撃機が濃霧でエンパイヤーステートビルに突っ込んだ事故の代表図がこれ。

エンパイヤーステートビル爆撃機衝突事故.jpeg


この事件の反省から、アメリカのビルでは航空機が突っ込んでもすぐには崩れない構造がとられるようになったそうです。

もし、この事故が無かったら、2000年の貿易センタービルへのテロの際、本当に避難する間もなく倒壊していたかもしれません。




他にはこの図。

チェルノブイリ原発事故.jpeg


チェルノブイリの原発事故の代表図です。もう、世界中に影響を与えた感じが出ていますよね。






あと、これは事故なのかよく分かりませんが、

どんぶり勘定.jpeg

バブル景気の影響か、公共事業においては工期や品質ばかりにこだわり、費用に関してはどんぶり勘定になっているという事故(?)。平成大不況で多少は改善したかもしれませんが、未だに解決されたとは言えませんね、たぶん。




様々な事件事故に付いて専門家による分析がなされているサイトです。興味がある方は見てみてください。
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2008年08月13日

ICカード〜小さなコンピュータ〜

ICカード.jpg
ICカードってご存知ですよね。クレジットカードに付いている金色の板とかSuicaとかPiTaPaとかです。

意外と知られていませんが、実はあれ、小さなコンピュータなんです。

ICカードのICは集積回路のICで、よくあるあの、緑色の基盤に乗った、黒い四角形のものに金属の足が沢山生えている電子部品です。

CPUもあれば、記録媒体もあり、OSなども入っています。クレジットカードなどの金色の板のあるICカードは、その部分が機械と接触する事で電力を得て、演算処理を行います。Suicaなどはカードのふち沿いにぐるっとアンテナがあってそこで電磁波を受けて電気を起こし、また、その電磁波は情報も運んできます。

ICカードは印刷会社などが販売していて、凸版印刷のHP内に比較的詳しい説明(ここ)があります。



そこの図を拝借させていただきますと、クレジットカードなどの金色の板の部分は次のような構造になっているようです。

凸版ICカード.jpg


また、Suicaなどのアンテナ内蔵のICカードの中身はこんな感じだそうです。

凸版ICチップ.jpg




CPUやアプリケーションが内蔵されているのでICカードは演算処理が可能で、たとえば、情報の暗号化などを行う事ができるんです。

プラスチックのカードに収まるくらいに小さく薄いチップですが、かなり高性能なんですよね。
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2008年03月21日

“生食”用の肉類とは

牛のたたきやレバ刺しなど、生で食べる肉類って結構ありますよね。

しかし、通常の料理の場合、生肉は食中毒の原因だといってよく火を通して食べるように言われます。

矛盾していますよね。

「生で食べられる肉類」と「生では食べられない肉類」、どこが違うのでしょうか?

続きを読む
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2008年02月13日

エアコン暖房の“熱”源

寒いですね・・・また積雪です。京都市でこんなに何度も雪が積もるのは珍しいんじゃないでしょうか・・・。

これだけ寒いと暖房とコタツが生命線です。特にエアコンは、暖房というよりも洗濯物を乾かすときに役立っています。最近のお日様はあまり頼りにならないので・・・。

ただ、エアコンの暖房って、外気が氷点下だとかなり効率が下がるらしいですね。

これはエアコンの原理的な問題で、どうしようもない事みたいです。

でも、エアコンって、とても面白い機械なんです。

なんと、暖房時、加えた電気の熱量よりも多くの熱を供給してくれるんです。

電気を100%熱にかえた場合よりも多くの熱を部屋に供給する事ができるんです。続きを読む
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2007年12月24日

クリスマスの位置

明日はクリスマスですね。

そういえば、去年、クリスマスの位置について書いた事がありました。

クリスマスって、一応、キリストの誕生日って言う事になっていますが、聖書にはキリストは夏に生まれた描写がされているそうです(私は読んだ事がないのでよく知りませんが。)

詳しくは次の記事を。

クリスマスの位置(2006年12月24日の記事)

1月1日が今の位置にある由来(2005年12月16日の記事)


つまり、クリスマスは「これからはお昼がだんだん長くなりますよ」っていうお祭りとも言えるんです。
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2007年10月08日

グレープフルーツ

ちょっと薬のことを調べていて見つけたのですが、グレープフルーツは異なる二種の柑橘類が自然交配したことでうまれた植物だそうですね。

1つはオレンジで、もう1つはブンタン(ザボン、ボンタンなどとも呼ばれます)。

そして、どうして柑橘類なのにグレープという名前がついているのかというと、その実がブドウの房のようになるからだそうです。



ちなみに、グレープフルーツは色々な薬の作用に影響を与えることで有名な果物です。

処方される薬の半数の作用に影響を与えるのではないかといわれているくらいで、その影響力も10時間くらいは続くといわれています。

そんなによく口にするフルーツではないかもしれませんが、ジュースなどではよく売ってあるので、薬の服用時には注意書きをよく読んだ方がいいと思います。
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2007年05月30日

鏡で逆さになる方向

鏡で逆さになっているのは前後・・・以前、これについての説明を書いたことがあったのですが、微妙に分かりにくかった気がするので、もう1つ説明をくわえておくことにします。

前の内容は、「左右が反転しているように見えるのは錯覚である」というものでした。まぁあくまで私の考えで、これが一般的な考えかどうか、本当に正しいのかどうかは分かりません。

ただ、反転しているのが前後であるというものを説明するのは比較的簡単だと思います。

『反転しているものをもう一度反転させれば元に戻る』という現象を使った説明です。

鏡に写っている像の左右を反転させてもそれは正しい形ではありますが、前後が逆転しています。一方、鏡に写っている像の前後を反転させると、それは形も向きも正しい像ができます。


勿論、物理現象としても、自分の姿を正面の鏡に映した場合、摩擦のようなものはないので、光が受ける方向転換は前後方向だけのはずです。
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2007年05月09日

日焼け止め

私は日差しが強い時期(4〜11月くらい)には必ず日焼け止めつけています。

ただ、別に日焼けが嫌なわけではないんです。主な目的は皮膚の保護と皮膚がんの予防です。

「日焼け止め」は皮膚ガンに対するの「ガン予防薬」という感じで捉えていますね。あと、紫外線というのは細胞の遺伝子以外の部分も傷つけますので、それを防ぐという意味もあります。

ただ、日焼け止め自体が皮膚へ悪影響を及ぼすとも考えられるので、一応、紫外線防御能力よりも皮膚への優しさを優先して選んでいますね。まぁパッケージの宣伝文句がどれだけ正しいのかは分かりませんけど。

“発がん性が疑われている物質”のようなものは結構入っていますが、紫外線の場合は“発がん性が確認されている”ので今のところ紫外線を優先的に排除しています。
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2007年03月17日

タオルを干すコツ?

一日に三回、洗濯機を回しました。しかも、連続して・・・明日、弟が京都に来るので(半年ほど使われていなかった)シーツやタオルケットなどを洗濯する必要があったんです。

まぁ普通に洗濯物もたまってたんですけどね。

特に、タオル類。

最近は就活の所為で一日に2度風呂に入ることが多く、凄い勢いでタオルがたまるんですよね・・・まぁ外出時は常にスーツなので、洗濯物の方はそこまでたまらないのですが。

午後からは用事が入っていたので午前中に一気に三回洗濯をしたのですが、そうすると、ハンガー類が足りなくなるんですよね・・・

特に今回はタオルがありえないくらいあったので・・・3回目がタオル類で、足りないかな、と思ってはいましたが、案の定、普通に足りず、そこでちょっと考えて、新しいタオルの干し方を思いつきました。

それは、タオルを“服”のように干すという方法です。

どうするかというと、タオルの端を二箇所洗濯ばさみでとめるんです。そして、それを服のようにハンガーに干すんです。

そうすると、ハンガーの数が半分で済みます。

まぁ結構すんなり思いついた簡単な方法なので、既に行われている方法かもしれません。
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地図を見るコツ

オフィス街のビルはどれも似たような形で名前も目立たないため、就活で出掛けると道に迷っている方(たぶん私と同じ学生)を結構よく見かけます。

説明会などの参加証には地図が載っている事も多いのですが、その地図って分かりにくい物が多いんですよね・・・今日も地図を見せながら場所を聞いている学生(?)を見かけました。



私はPCの地図ソフトから必要な場所の地図をプリントアウトしていて、それを見ながら探すのですが、その際にちょっとしたコツがあります。

それは、「交差点の名前」に着目することです。

ビルの名前などが書いてある詳細地図を見ると、どうしても建物の名前や社名が目に付くのですが、私はそれよりもそこにある『交差点の名前』(一般的にはそこの町名)の方を重視しています。(勿論、近付いたら建物名を確認します)

というのは、ビルは無数にあるため一つ一つ名前を確認するのは面倒ですし、ビルに入っている会社は変わることも多いからです。

地図にある建物が工事中でなかったり、何も書いてないところに大きなビルがあったりもします。

それに対し、交差点の名前は住所が基準ですので変更されることはまれで、しかも、横断歩道をわたるときだけ確認すればいいんです。

横断歩道を渡る時に車道の信号の所にある交差点の名前で現在地を確認していれば、まず道に迷うことはないですね。

まぁ車に乗っている方なら普通にしていることだと思います。

私は車にも乗りますが、どちらかというと自転車で遠くに出掛けた時に参考にすることが多かったですね。

ビル街のように同じような建物が無数にある場合にも交差点の名前は役に立ちますが、周りが住宅や田園ばかりで目立った建物がない場合にも交差点の名前は結構役に立つんですよね。まぁ大きな道路にしかないですけどね・・・


たぶん、道に迷っていた学生は、地図を見るときに建物の名前を見ていたんだと思います。



ちなみに、大阪の御堂筋の場合、淀屋橋から南下すると「今橋3」「高麗橋3」「伏見町3」「道修町3」「平野町3」「淡路町3」「瓦町3」「備後町3」「本町3」・・・と信号ごとに書いてあります。

御堂筋からおくにはいったところにあるビルでも、交差点の名前さえ分かれば曲がる場所を間違えることはないです。

ただ、奥に入っていくと交差点名がなくなりますので、結局、交差点の数や建物の名前で判断するしかないんですけどね。
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2007年02月28日

家が近いと遅刻する?

家が近いのに遅刻する人って結構いますよね。

その人に対して「何で家が近いのに遅刻するの?」と聞く人がいます。

確かに、家が近いと出発時間までは余裕がありますので、遅刻しなさそうですよね。

ただ、私は、「家が近いからこそ遅刻するのではないか」と思っています。特に、徒歩・自転車の場合。

たとえば、家から目的地までが徒歩10分のAさんと徒歩30分のBさんがいたとします。

目的地へ着かなければならない時間が8:30とした場合、Aさんは最悪8:20分に出れば普通に間に合います。Bさんの場合、8:00に出ることになります。

ただ、問題は、これは徒歩での時間であり、“走れば”半分くらいには短縮できるということです。

そうなると、Aさんは5分の短縮、Bさんは15分の短縮・・・

つまり、Bさんの方が(疲れますが)多くの余裕が生まれるのです。

そして、出発時間より5分遅れた場合の打撃は、圧倒的に家が近い人の方が大きいんです。



このように、家が近いと、急いでも時間の短縮のしようがないんですよね。家が遠い人の方が挽回の可能性が残されているんです。

家が近い人の方が出発前に多くの時間を持っているのは確かなのですが、出発前の行動は、その人の頭の中にある「出発予定時刻」を基準に行われるので、8:00に出る人が7:55にしていることと、8:20に出る人が8:15にしていることは結構似ていると思います。




まぁ勿論、その人の時間感覚が“普通に行ったときの時間”であった場合です。毎日急いでいる人はどちらも余裕は0ですので出発予定時刻に遅れたら遅刻決定ということになります。

あと、電車の場合は、どうしようもないですね。時間に正確なので。自動車も基本的に法定速度に縛られます。
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2007年02月24日

アルコールに弱いという進化?

先日、自宅でできるアルコールのパッチテストの話を書きましたが、それで思い出したことがあります。

コメントの返事にも書きましたが、アルコールに極端に弱いという性質はモンゴロイドの、しかも、日本人や中国人、朝鮮人など東アジア人に極端に多く見られる性質です。

これはアセトアルデヒド脱水素酵素の働きが悪いことで起こるのですが、この体質のヒトは、黒人、白人だと0%なのが、日本人や中国人だと40%以上になります。(東南アジアなどでは10%程度かそれ以下と言われています)

これは無視できない数字です。

これは“遺伝”なのです。

つまり、このアルコールに弱い性質もしくは、その原因となるアセトアルデヒド脱水素酵素の遺伝子の異常が何らかの意味を持つ可能性がある、すなわち、アセトアルデヒド脱水素化酵素遺伝子の変化が東アジア人に何らかのプラスの効果をもたらしているのではないか、と考えられるのです。

何に対して効果があるのかは分かっていないようですが、とても面白い着想だと思います。

常日頃は何も考えずに「お酒に強い」とか「お酒に弱い」とか言っていますが、その遺伝の違いの意味とかはなかなか疑問に思ったりはしませんよね。
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2007年02月19日

地上デジタル放送

デジタル放送にはいくつかの方式があるそうで、今のところ、主流のヨーロッパ方式のほか、アメリカ方式、日本方式などがあり、新しくデジタル放送を始める国などではどの規格にするかでもめているところもあるようです。

たとえば、韓国。続きを読む
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2007年01月27日

水中毒・・・

詳しくは知らないのですが、水分の過剰摂取によるナトリウム濃度の低下で神経系などに異常をきたす(頭痛や痙攣、意識障害など)水中毒という中毒があるそうです。続きを読む
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2007年01月23日

さっき、洗い物をしながら気付きました。


お箸の長さが全部同じです。続きを読む
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2006年09月30日

キシリトールと犬

犬にとってキシリトールは毒かもしれないそうです。

詳しい機構は知りませんが、インシュリンが大量に放出されて血糖値が急激に下がってしまうとか。

同じ哺乳類で同じような内部構造をしていても、微妙に生理機構は違うんですよね・・・。
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2006年07月25日

鏡で左右が反対になっているように感じるのは・・・

よく言われることですが、鏡で逆さに映っているものは前後です。

鏡には右は右、左は左、上は上、下は下に映っていますが、前後は逆に映っています。

左右が逆に映っているように見えるのは心理的な問題なんですよね。続きを読む
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2006年07月19日

ダイズ

『大豆がどうな風になっているか知ってる?』

いきなり聞かれると、ちょっと戸惑うかもしれません。続きを読む
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2005年12月16日

1月1日が今の位置にある由来

気が早いですが、お正月の話です。

元旦がなんで今の位置にあるかご存知ですか?

西暦の1月1日が今の位置にある理由です。


最初から今の位置ではないんです。

紀元前の古代文明でも一年の日数は測られていました。

エジプトで太陽暦が、メソポタミアで太陰暦が作れましたよね。

一年を数えるわけですからその初めを定義するのは自然の流れです

最初の王・皇帝が生まれた日とか即位した日を年の初めと定めてもいいのですが、メソポタミア文明やギリシア文明、ローマ帝国、古代の中国王朝でも夏至や冬至、春分などが年の初めと定めてあったそうです。

まぁでも、そのあと、あれこれ変わっていくみたいですけどね。

中国では後漢の頃に太陽の動きによって定められた24節気の立春を年の初めとし、日本でもそれが採用されていました

今で言う旧正月です。

それぞれの文明で太陽の動きが重視されたのは季節と生活が密着していたからだと考えられています。

中国が立春を年の始めにしたのも、気温が上がり始める頃を一年の始まりとしたようです。

他の文明でも同じような理由だと思います。

エジプトは春分や冬至を年の始めとはせず、シリウスが明け方に上る頃を年の初めとしました。

その理由も同じです。

よく言いますよね。

エジプトで暦法が進歩したのはナイルの氾濫を予測する為だと。

その、ナイルの氾濫が起こる頃が『シリウスが明け方に昇る頃』なんです。

7月頃みたいです。

ナイルの氾濫で一年が明けるなんてすごくエジプトらしいですよね。


最初の頃は生活に密着した決め方だったのですが、今の西暦の元旦は微妙な位置にありますよね

一番近いのは冬至(12月22日頃)ですが、微妙に離れています。

実はこれ、『キリストがユダヤの割礼を受けた日』を元旦としたといわれています。

でも実は、キリストが生まれた日はよく分かっていないみたいです。

今の説では紀元前4年の夏頃ではないかといわれているそうです。

全然違いますよね。

世界史の年表にも紀元前4年とか書いてあった気がします。



12月25日というのは、キリスト教の前に広まっていたミトラ教の一番のお祭りである“太陽神ミトラの”生誕祭の冬至祭の日なんです。

その冬至祭が、冬至の3日後の25日に行われていて
、キリスト教がミトラ教にとってかわった時も、その冬至祭を捨てずに、キリストの”聖誕祭として祝ったそうです。


なんで異教の祭りを残したのかは知りません・・・ミトラ教徒を上手く取り込むためでしょうかね。

しかも、ミトラ神の誕生日をキリストの誕生日にしちゃって・・・ミトラの誕生日が冬至(の三日後)なのは、ミトラが太陽の神で、昼が一番短い冬至の日に太陽神は一度死に、その三日後に復活すると信じられていたからだそうです。

そんな感じで、キリストの誕生日を12月の25日にしちゃうと、ユダヤの重要な儀式らしい割礼が8日目だそうで、その日が今の元旦なんです。


宗教色が濃いですね・・・旧正月の方がいいですよね。

まぁ真冬ではありますが、次第に暖かくなる頃です。
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2005年10月29日

うがいは風邪の予防になる

実は、これまで実証されていなかったそうです。ただ、あんまり大した実験じゃないんで信頼性があるかどうかはよく分かりません。

というか、うがいを風邪の予防にしているのは日本くらいだとか・・・そうなんですか??知りませんでした。

それくらいうがいと風邪の予防とのつながりは曖昧だったんですね。


それをやっと微妙に実証したそうです。

今までは政府の方でもうがいを奨励していたのですが、厚労省いわく『通説に従っていただけ』だそうです。別に根拠があった訳じゃないみたいです。

ただ、ヨード液のうがい薬には風邪の予防の効果は殆ど見られなかったみたいで、うがい薬国内最大手メーカーの明治製菓も「のどを殺菌・消毒・洗浄する治療薬であり、風邪予防の効能はもともとPRしていない」そうです。

なんか、殺菌しすぎて常在菌のバランスを崩してしまうのが原因ではないかということです。


イソジンって明治製菓なんですか・・・チョコレートだけじゃなかったんですね。
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2005年09月25日

お年寄りの転倒予防

お年寄りが寝たきりになる原因で最も多いのが転倒による骨折です。そして、その転倒は、足腰の筋力低下などが主な原因だといわれています。

そのため、転倒しない体作りがお年寄りには必要なのです。

転倒しないようにと、できるだけ動かないようにさせるのは逆効果です。寝たきりにならないように寝たきりにさせるのは意味がないですし、寝たきりでないならば必ず動かないといけない状況があります。

もし、急に立ち上がったときなどにバランスを崩し、そのとき体勢を立て直す力が足になければ、そこで転んでしまいます。

運動をすることがお年寄りにも必要なのです。


その中で、ウォーキングなどが年配層に人気があるようですが、ウォーキングよりも体への負担が少なく、転倒予防の効果が高いとされる運動があります。

自転車です。

自転車は歩くより体への負担が少ないようですが、ウォーキングに比べ太ももや腰の筋肉を使うため、転倒予防に関してはウォーキング以上の効果があるそうです。

勿論、運動神経が鈍っている為、自転車の運転を失敗する可能性があります。
ただ、最近はお年寄りでも利用できるフィットネスクラブもあり、そういう場所にはエアロバイクは置いてあるはずです。また、日常生活に利用する際にも、バランスが取りやすい三輪の自転車もあります。

確かに事故の危険は伴いますが、ウォーキングよりもサイクリングの方が気軽に出来ますし、行動範囲も広がり、より遠くまで出かけることが出来ます。

もし、道路の舗装状況が良く、交通事故などの危険が少ない地域であれば、三輪の自転車などの利用も推進すべきでしょう。
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2005年09月24日

洗濯物を干す

最近は乾燥機で乾かす人も多いでしょうが、私は普通にベランダに干しています。

洗濯物の中でも、ジーパンやバスタオルは乾きにくいですよね。乾燥機であれば時間を延ばせばいいのですが、自然乾燥させる場合は、その干し方で結構乾き具合が違います。皆さん色々と工夫して乾されていると思いますが、私はこんな風に乾しています。

@ジーパン
すその内側同士を洗濯ばさみではさみ、中に空気が通るように乾します。(黄色の物が洗濯ばさみのつもりです)

ジーパンを干す

 

 

 

 

 

 

 

 

Aバスタオル
出来るだけ空気が通りやすいように、重なりが少ないように乾します。(あ、これ、外側の洗濯ばさみ付け忘れていますね・・・)


バスタオルを干す

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

干しながら思いついた我流の干し方ですが、普通に干すよりは効率的だと思います。

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2005年09月19日

赤い日焼け

赤く日焼けする人は黒く日焼けする人よりも癌になりやすいらしいです。続きを読む
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2005年09月01日

タバコの火のつけ方・・・

今まで謎だったある動作の理由が分かりました。続きを読む
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2005年07月31日

免疫が働かないもの

免疫シリーズ第10弾「免疫が働かないもの」です。
ある基準で体内のものを入れると、免疫が反応しない場合があります。

それは、大きさです。

免疫が対処できる大きさには限界があり、ある程度大きくなると免疫が反応しません。というか、対応できないのです。

医療事故で『メス』が置き忘れられたりすることがありますよね。でも、それに体が反応していると言うことは聴いたことがないと思います。大きなメスには免疫が働けないのです。
ただ、多少の炎症は起きるようです。その理由はよく知りませんが、それは何か付着物があったからではないかと思います。

しかし、免疫細胞の手に負えないからといって、体は黙ってはいません。異物が極端に大きい場合、体は、膜で覆うことで対処します。つまり、そこをまるまる外部にしてしまうのです。ペースメーカーなどを取り出そうとするとペースメーカーの周りは膜で囲まれているそうです。

ただ、“金属アレルギー”と言うものがありますよね。ピアスなどの金属装飾品などによるかぶれなどです。これは別の原因で生じています。
この場合、直接の原因は装飾品ではなく、装飾品がイオン化して溶け出したものが原因です。


大きくて対処できないもので身近なものの一つは刺青でしょう。刺青はある程度大きな粒子を皮下に注入することで色を出しています。その粒子が大きいので免疫細胞が処理しきれず、ずっと残ります。
ですから、レーザーなどでそれを粉砕すると、小さくなって免疫が反応し、マクロファージ・好中球などが食べてくれます。こうやって刺青は取れます。

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2005年07月12日

無限の異物に対して免疫がとった戦略

「免疫」シリーズ第5弾。今回は、『獲得免疫の多様性』の話です。

私たちのDNAは30億の塩基対で3万程度の遺伝子しか持っていません。

「遺伝子」とは、たんぱく質の設計図の数ということで、大腸菌などでは遺伝子の数=タンパク質の種類です。

ヒトの場合は、ひとつの設計図の読み方を変えることで、3万の遺伝子から10万種くらいのたんぱく質を作っています。

ところが、細菌を特異的に認識する抗体は少なくても数百万種類は必要だといわれています。

この算出方法がどういったものかは知りませんが、そう簡単に作れる数ではありません。

免疫の為に割り当てられる遺伝子は限られているのです。

そこで免疫システムにおいては画期的な抗体製造方法を獲得しています。

『組合せ』です。

これは“たんぱく質”の組合せではありません。

あくまでも“シンプル”な抗体を作るために、“遺伝子”を組み合わせるんです。

しかも、遺伝子を切って貼り合わせるんです。

こんな大胆な方法は体内では免疫系でしか行われていません。


これを発見したのは利根川進博士です。

利根川博士はこの発見でノーベル賞を受賞しました。


これを“VDJ組み換え”といいます。


免疫グロブリン遺伝子の再編成.jpg

上図のように、V,D,Jとは、一本の遺伝子上に並んだ、多くの種類のある遺伝子“断片”です。

それぞれが一つずつ集まって抗体タンパクの“可変部領域”と呼ばれる、いわば、抗原を捕まえる手の部分を作っています。



免疫グロブリン

抗体は中心の長い鎖(H鎖)2本と外側の短い鎖(L鎖)2本から出来ています。

つまり、2種類の4つのタンパク質からできているのです。

V、D、J以外の部分はあまり変化をしません。

根元の部分が何種類かあるくらいです。

根本の部分の違いは根本がくっつく対象の違いです。


@長い鎖:Vが65種、Dが27種、Jが6種
「V」「D」「J」をひとつずつとって、(65×27×6=)10530種になります。

A短い鎖⇒2種類(κ型とλ型):それぞれ別の遺伝子
κ:Vが40種、Jが5種の計200種
λ:Vが30種、Jが4種の計120種

よって、短い鎖は320種となります。

@,Aの組み合わせで抗体は出来る(これはタンパク質の組み合わせといえます)ので、総計10530×320=3369600種の抗体が出来ます。

約337万種類ですね。

ただ、この中には抗体として形作れなかったり自分に反応してしまったりして実際は使われないものが結構あります。

まぁそれでも万単位の組み合わせが作れます。


あと、遺伝子を張り合わせる際に、その接続部にもランダムで遺伝子が組み込まれ、それもまた多様化へ貢献しています。


これがもっとも基本的な多様性の獲得です。

そして、ここからが免疫系の最大の“挑戦”です。

これまでの遺伝子の再編成も遺伝的な常識からすれば充分常識はずれの挑戦だったのですが、ここからは遺伝的に見れば“非常識”にあたるとんでもない挑戦です。

それは、突然変異です。

抗体にあえて突然変異を起こさせるのです。

これは、遺伝的には明らかに“誤った”状態です。

それをあえて行うことで免疫系の多様化を行っているのです。

高頻度の突然変異で襲撃してくる菌やウイルスに対しては突然変異で対抗するのです。

抗体を作るB細胞は遺伝子の再編成(V,D,Jの組み換え)で基本となる遺伝子を獲得した後、可変部領域のみに対して、高頻度突然変異を起こさせます。

この突然変異によって抗体は無限ともいえる抗原に対抗することが出来るようになったのです。


ただ、「DNAの切り貼り」にしても、「高頻度突然変異」にしても、細胞の社会の構成員である身分証明書ともいうべきDNAを大きく変えてしまう行為です。

このような行為を犯してまで、免疫は細胞の社会を守っているのです。

背に腹はかえられないのですね・・・苦渋の選択だったと思います。



《余談》
上で書いたとおり、抗体を作るB細胞には免疫の遺伝子の一部しか残っていません。

そのため、そこから体細胞クローンを作ると、そのクローンでは1種類のB細胞しか生まれません。

切り貼りした後なので。

《補足》
この文章だけだと「抗体って何?」という疑問がわくと思います。

確かに、抗体の説明をしていない段階で抗体の多様性を話したのは無理があったかも・・・とちょっと後悔しつつも、何となくこっちの方が面白いので多様性の獲得から書いてしまいました。

また今度、抗体がどういうものなのかを紹介したいと思っていますので、今回は「遺伝子の切り貼り」は免疫だけがやっているのだと感動してやってください。
posted by new_world at 00:38| Comment(6) | TrackBack(0) | 生活の科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月25日

免疫の原則

今回は免疫シリーズ第二弾『免疫の原則』です。大まかな免疫、免疫の原則について簡単に書きたいと思います。

私たちの体は、口や鼻からはいってきた異物を咳やくしゃみで物理的に追い出し、鼻水や涙ではタンパク質分解酵素によって異物を分解します。また、汗や皮脂にも殺菌成分が含まれています。

更に、消化器官にはいった異物は胃酸などで分解されますし、それでも失敗して腸まで行かれたら、下痢で流してしまいます。

体内まではいってくればマクロファージやT細胞などの免疫細胞が攻撃します。

このような二重三重の防御システムの原則は『自己と非自己の認識』にあります。

私たちは60兆個もの細胞で構成されていますが、私たちは自己の細胞を攻撃することはまずありません(たまにあります)。

すごいですよね。同じ種同士でも違う個体の細胞はまず異物と認識されます。

移植なんかで言う拒絶反応というやつです。

勿論、血球のように異物と認識されにくいものもあります。

でも、その方法は実に古典的です。

私たちの細胞は“目印”を表面に出してるんです。

免疫細胞はこれを認識して攻撃するかを判断します。

と、これは簡単そうですが、じつはそうでもないんです。

なんせ、私たちの細胞は60兆個あります。勿論同じ種類の細胞も沢山ありますので、60兆種類あるわけではないですが、細胞ごとに独自の“目印”をつけているのです。

なぜこんな面倒なことになっているかと言うと、細胞の目印が“細胞の断片”だからです。

断片といっても一部を切り取っているわけではありません。

作ったあまりなどをある種のタンパクに乗せて細胞膜に浮かべているんです。

なぜ共通のものを持たないかと言うと、その仕組みの応用が楽だからです。

細胞内にウイルスなどが進入してウイルスの部品などが製造されるようになると同じ機構でそれが表面に出てきて“自分の中に誰かいます”という印になるんです。

それをキラーT細胞が殺します。キラーT細胞は非自己の排除が仕事です。

ただ、普通の細胞も異物に対して無防備なのではありません。

細胞は内部にタンパク質を分解する器官を持っていて、そこで異物を分解・排除しています。

このタンパク質を分解する器官は、本来、タンパク質の失敗作を送り込んで分解するところなのですが、細胞表面についた異物に対しても反応します。

細胞表面に異物がついたら、細胞は小胞体という小さな袋で取り込んで、その器官のところまで運ぶんです。そして、分解します。

まぁ名前はどうでもいいですが、この取り込む動作をエンドサイトーシスと言います。

ただ、これは必ずしも細胞にとっていいことばかりではありません。

このしくみは結局は異物の侵入に他ならないからです。

実際に、これを利用して細胞内に侵入してくるウイルスや細菌がいます。

ウイルスや細菌はタンパク質分解酵素を中和するものを持っていて、進入しても分解されません。そして、内部で増殖します。

そして、細胞で手に負えなくなると、細胞は自殺を志願することになります。

ウイルスや細菌が増殖する為に作っているその部品の一部を細胞表面に出して、『もう自己じゃありません』とアピールするんです。

そうすると、それを認識したキラーT細胞はその細胞を殺します。


補足ですが、“目印”を出さなくなった細胞はナチュラルキラー(NK)細胞によって殺されます。


細胞の目印が細胞独自のものではない場合があります。

胎児の目印です。

母体内において胎児の細胞は“非自己”なので、そのままにしておくとキラーT細胞の餌食です。そこで、胎児の細胞は自分の目印ではなく“人類共通の目印”を出します。

生命の神秘ですね・・・。

人類共通って所がいいです。
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2005年06月18日

アスパラガス専用鍋

少し前、「ドイツの家庭の多くにはアスパラガス専用の鍋がある」と聞いて驚きました。世界にはいろいろな調理具があるんですね。(アスパラガス用のお鍋⇒toolbar アスパラガススチーマー 16cm 蓋付き K0061:アマゾンに売ってありました。面白い形です。ただ、高いですね・・・買う気にはなりません。)

そこで、日本の調理具を考えてみました。

最も特徴的な調理具は、きっと炊飯器でしょうね。続きを読む
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2005年05月23日

電柱

電柱見ながら思うんですが、電柱って先の方が細いですよね。(錯覚ですか?)

その方が付けてる機器が落ちにくいでしょうしね。
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人類は苦味に鈍感

人類は苦味に対する感受性が他種族に比べ低いらしいです。
それは知能の向上で毒物などを見分けることが出来るようになったからではないかと考えられているそうです。続きを読む
posted by new_world at 12:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 生活の科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月21日

取りかじと丙午

船で『ようそろ〜』って言ってますよね。あれ、意味は“直進”なんですが、舵を回しています。疑問に思って調べてみたのですが、「ようそろ」は“方向があったので舵を戻せ”という意味なんですね。知りませんでした。

うろ覚えでした。役に立たない知識でした。

因みに『面舵』は右折、『取り舵』は左折です。

語源は取り舵は酉舵から来たようですが、面舵はいくつか説があるそうです。

卯の舵が転じたとか、船をつけたときおもてになるからだとか・・・。

古来から伝わる業界用語ですね・・・。

酉や卯は方角を十二支であらわしたものです。北東を丑寅(ウシトラ)というやつです。鬼門ですね。

因みに、私の大学は四条烏丸辺りを中心としたら丑寅の方角にあります。まぁ御所を中心とすると卯の方角ですけどね。丑寅には比叡山があります。

つまり、私の大学は、今は災いが起こる方角だということです。

話は少し変わりますが、『丙午』(ヒノエウマ)ってご存知ですか?

年齢が少し上の方はご存知だと思いますが、この年に生まれた女子は・・・という俗信です。

それで出生数が激減しました。

最近の丙午の年は1906年と1966年です。次は2026年ということになります。

私には1967年生まれの叔母がいます。

叔母が昔、『あと1年早く生んでくれたら私の人生はガラッと変わったのに・・・』と言っていました。

どう変わったのかは知りませんが、その年は出生数が激減したので、入試などは楽だったでしょうね。

posted by new_world at 20:51| Comment(3) | TrackBack(0) | 生活の科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月17日

日焼け止め

私は日焼け止めをつけています。
日焼けをしたくないからではありません。

肌が赤くなったり皮がむけたりするのは嫌ですが、色が黒くなること自体は余り気にしたことはありません。


問題はそこじゃないんです。


ガンです。続きを読む
posted by new_world at 22:25| Comment(5) | TrackBack(0) | 生活の科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月13日

安全な乗り物は?

意外に、一番危ないのは自転車らしいですね。

(距離計算・時間計算ともに)その次が自動車。

一番安全なのが飛行機らしいです。

でも、多くの人が『飛行機が一番怖い』『自転車が一番安心』と感じていますよね。実際は勘違いなんですけど。

逆に、日頃乗っている自転車ってけっこう危ないんですよね。事故にあったときも車より危険度が高いです。

普通に考えて、飛行機事故で負傷する人よりも自転車事故で負傷する人が多いですよね。まぁ飛行機に乗る人よりも自転車に乗る人の方が遥かに多いですが。
posted by new_world at 20:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 生活の科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月04日

エキノコックス

キツネや犬などの動物と人に感染する寄生虫で、それらの動物には無害ですが、人間に感染すると約10年後に重い肝障害が出るそうです。初期なら手術で治りますが、進行すると肺、腎臓などに腫瘍ができ、90%が死亡するそうです。

2〜3割のキタキツネはこの寄生虫を持っているらしく、患者の殆どが北海道の人です。

エキノコックスという名前は聞いたことがありましたが、進行すると致死率90%ですか・・・怖いんですね。

何のために寄生するんですかね。しかも、潜伏期間は10年ですか・・・セミやエイズウイルス並みに辛抱強いやつです。

10年間も何してるんでしょうね。
posted by new_world at 16:56| Comment(1) | TrackBack(0) | 生活の科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月03日

「水温はプラスの1度です。」

「現在の水温はプラスの1度です」

ニュースでリポーターがそんな事いってました。あえて「プラス」といった理由がよく分かりません。まぁ川の水だって溶液ですから、凝固点降下で0度より低い温度かもしれませんが・・・

可能性として
@リポーターは凝固点降下を考え、あえて水が零下になることを考慮した。
Aリポーターは水が(純水では)マイナスになることが無いという常識に欠けていた。

私は、どうもAであった気がしてなりません。

外気がマイナスになるので水もマイナスになると勘違いしていたような気がします・・・。
posted by new_world at 18:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 生活の科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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